元自衛官の憂い The third
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| 06070946 | 沖縄の真実 |
沖縄が日本に返還され、自衛隊が沖縄に配置されるようになると沖縄に「反自衛隊運動」が起こりました。
ハッキリ言えば、醜悪極まりない運動であり、人権蹂躙の運動でした。
運動家たちは例えば、成人式の会場前で沖縄県人かそうでないかを検分し、県外の若者と見るや「自衛隊は入場させない」と追い返していました。
琉球王国は中国と冊封関係にあり、言葉にも残されていますが、「ウチナンチュー」と「ヤマトンチュー」と差別を当然のようにしてきました。中華思想の一分である「小中華思想」が影響していても不思議ではありません。
こうした名残が、自衛隊員の人権蹂躙することに何ら疑問を持たず、中国の「愛国無罪」と同根にある精神構造です。「国を愛することから行われる蛮行に罪はない」という自己中心的な発想です。中華思想の影響を明らかに受けたであろう、「韓国」もまた「反日無罪」を掲げて日本人に対し蛮行を繰り返しました。
こうした流れを汲むと見れば理解できますが、米軍基地のゲート前に居座り、ゲートを通過するアメリカ兵や家族などの乗った車の前に立ちふさがり罵声を浴びせ続ける。車には「子供」も乗っていても、まったくおかまいなしです。デモではなくこれでは「恫喝」「威嚇」の類です。
こうした人間として良識を疑う行動をしながら、彼らは「平和を愛する市民」だというのですからブラック・ジョークでしょうか?
昨年9月21日スイスで開かれた国連人権理事会で翁長知事がスピーチしました。その中で、琉球王国が日本に組み入れられた明治初期の琉球処分、沖縄戦などを語りました。琉球民族は日本に無理矢理併合され、今でもアメリ軍基地を押し付けられという民族問題を持ち出しました。
偶然なのでしょう、9月27日アメリカ・ニューヨーク大学で「琉球独立」をテーマとしたフォーラムが開かれました。主催は「琉球民族独立総合研究会」です。
この会は、日本から琉球が独立することを目指しています。松島泰勝(龍谷大教授)、友知政樹(沖縄国際大学教授)、桃原一彦(沖縄国際大学准教授)、親川志奈子(オキスタ107共同代表)、照屋みどり(しまんちゅスクール)らが2013年5月に設立した組織です。
日本本土では、ほとんどこのような内容は報道されていませんが、反基地運動、反自衛隊運動、そして今は「独立」を模索するという恐るべき計画があるようです。
沖縄(琉球)を独立させる考えを否定はしません。民主主義国家ですから、どんな主張をしても否定されるものではありません。
しかし、時系列をもう少し戻すと恐ろしい話になってきます。単なる希望的独立運動から、売国的主張に変化します。
2013年5月のことです。人民解放軍の羅援(現在は退役)がブログに、「沖縄は中国の〝属国〟」で日本の領土ではないとの主張をしました。羅援は実務派の軍人ではなく、後方任務をこなす軍人です。「後方」とは聞こえはいいですが、様々謀略などに関わっていると思われます。「東京を火の海にしてやる」とまで発言したほどの対日強硬派です。
一連の事実を繋げると、中国はすでに沖縄に工作を行っており、独立運動を始めさせようとしているということが浮かんできます。
反米軍基地運動ではなく、「内乱罪」までも視野に入れておかないと足元をすくわれます。
私はこれまで沖縄の反基地運動には一定の理解をしていたつもりです。しかし、軍属によるうるま市在住の女性を殺害事件で目が覚めました。
反基地運動の動画等も一切見ませんでした。保守系の人が撮影したものですから、情報が一方的だと思い込み目にすることをはばかってきました。
しかし、3月に起きた本土在住女性のアメリカ兵による暴行事件での反応は薄く、今回の事件では大騒ぎする異様な運動は、反基地運動はあくまでもウチナンチューのための運動にほかなりません。
それに、軍属の殺人はこれまでのアメリカ兵の事件とは次元が違うものです。軍属には家族があり、沖縄で暮らしていたのです。アメリカ兵の犯罪とひとくくりにするには無理があります。
そして、なによりも問題なのは、アメリカの軍人だけでなく家族にまで罵声を浴びせる。中でも子供たちに向かって罵声を浴びせ脅かすのは平和運動ではありません。日本人として恥ずべき行為であり、その根底にあるのは差別主義です。
平和運動に名を借りたヘイトスピーチは即刻やめさせるべきです。
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:12/02/11:02
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