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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/24/08:41

04101227 武漢肺炎ウイルス

みなさんに怒りはありませんか?


 


私は心の底から怒っています。その怒りは中国、そして安倍晋三というエセ・タカ派政治家に向けられています。



中国では「四つ足で食べないのは机とイスくらい」「羽のあるもので食べないのは飛行機くらい」などと、言っている当人は自慢なのでしょうが、ただの悪食です。



こんな文化を持つ人々が21世紀なっても存在しているのです。野生動物はウイルスの宝庫です。今回のウイルス蔓延は起こるべくして起こったのです。



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安倍晋三への怒りは、中国ありきの対応で後手に回り、〝憲法に明記する〟と豪語する自衛隊を全く有効に活用していません。河野防衛相の手柄にしたくないのかもしれませんが、これでは国難はコロナではんく安倍晋三という政治家の存在です。


 


日本では街頭や公共交通機関等で消毒が行われていないことを、まなさんは不思議に感じていませんか?


私は世の中をうがった見方しかしないので、「緊急事態宣言」を故意に遅らせたと見ています。今後、1〜2週間が感染者ピークを迎え、その後感染者が減少し〝判断に間違いはなかった!〟と安倍晋三、小池百合子の手柄だと自画自賛会見をすると思っています。


 


自衛隊には「中央特殊武器防護隊」というNBC兵器(大量破壊兵器)対応の専門部隊があります。当然、生物兵器対応能力もあり、そのノウハウは今回のウイルス蔓延に活用できるはずですが、安倍晋三は全くそうした動きがありません。ちなみに、特殊武器防護隊の能力は、「ダイヤモンド・プリンセス」対応で証明されています。街頭消毒もせず、専門家集団を有効に活用せず、何の為の、誰の為の対応なのか全く理解できません。


 


安倍晋三の失敗は、武漢での感染拡大中に春節前のとこうしゃをモーチェックで受け入れ続け、さらに感染が広まってようやく武漢からの渡航制限を実行しました。しかし、中国他地域からはノーチェックで受け入れ続けました。空港には日本に滞在する親族を頼り、避難する中国人が多くいました。私はこの目で見ています。これでは、感染拡大を黙認していたとしか言えません。


 


訪日を控えた習近平への忖度、中国のスポークスマンWHOの情報を盲信したのは、日本の情報収集能力の欠如が致命的な結果を招いたのです。


 


「ダイヤモンド・プリンセス」への対応は、〝想定外の事態〟に対応する能力の低さが招いた結果です。いわゆる危機管理能力の低さです。それは、「ダイヤモンド・プリンセス」への対応が、現状報告ばかりで、「いつまで」「何を目指し」「どうするか」が全く出されませんでした。


 


危機対応から考えれば、①国内にウイルスを入れない、②船客の感染者を増やさない、③船客の安全で早期の帰国(帰宅)支援です。安倍政権はただ右往左往するだけでした。しびれを切らしたアメリカからプレッシャー(アメリカ人乗客の帰国のためにチャーター機を送る)をかけられ、安倍晋三はようやく重い腰を上げました。


 


安倍晋三は官僚に頼り、政治判断しなかったのです。時間と勝負が問われる時に、官僚に丸投げしたのです。感染者を上陸させれば「国内感染を広めるのか」と批判され、船内待機を続ければ状況は更に悪化するだけの中での政治判断をしなかったのです。


 


危機管理ではリスクがゼロというものは存在しません。都内では感染経路不明の感染者が出始め、新型コロナウイルス完全封じ込めが不可能なことは明らかなのに、安倍晋三は現状把握で手一杯。世論を気にし時間を無駄にしました。


 


これでは、現場に優秀な人材が揃っていても、トップにリーダーシップが無く、危機対応が後手に回るのは当然の結果だったのです。自民党が批判する、(当時)民主党の東日本大震災対応の甘さの再現となりました。


 


シンガポールのリー・シェンロン首相は「恐怖はウイルスよりも殺傷力が高い」と国民に訴えかけ、通常の生活を営むことを呼びかけました。安倍晋三は、こうした説得力のあるメッセージを国民に発していません。〝これをやります〟〝あれをやります〟とは言いますが、国民の心に訴えかけるメッセージは全く発せられていません。能力の低さの表れです。


 


日本国内の保守派は「自民党だったら被害は少なかった」「安倍首相は私費で物資を被災地に届けた」と安倍晋三を未だに崇めていますが、このままでは日本は癒えることのない傷を負うことになるでしょう。

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