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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :08/01/00:16

10250448 アベシンゾウ マンセー!

歴史好き、ことに明治維新以降の歴史好きだと、どうしても今の日本が戦前の日本にそっくりだと感じます。



戦後、日本人は目的はわかりませんが、戦争責任を「軍部」にすべてを押し付け頬かむりしてしまいました。



戦争に向かったのは、軍部の責任だけではありません。日本の全てが戦争に向かって行ったのです。



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 予想できたとはいえ、自民党の圧勝で選挙が終わりました。



 今でこそ公明党は政権与党ですが、かつては創価学会員である自衛官に隊内から重要書類を持ち出させ、それを公明党が国会で追及するなどといったことを何度も繰り返していました。共産党よりも厄介な存在でした。



 なぜ、これが大きな問題にならなかったのか…簡単です、巨大宗教団体だったがゆえ政府/防衛庁(当時)は追及に及び腰だったのです。



 自民党の圧勝は、安倍一強が盤石なものとなり、安倍晋三首相がこれからどこへ日本を行かせるのかとても心配です。



 かつての対米交渉と同じように北朝鮮金正恩の動向を、安倍晋三首相はすでに交渉を打ち切り、軍事行動を待っています。情けないのは、自前の軍隊を動かせず、アメリカ様頼みという他力本願です。



 自民党の圧勝+安倍晋三一強=一党独裁と何ら変わりがありません。



 選挙戦を見ていて異常さに気付いた人はいないのでしょうか?



 「税金を上げる」と訴える安倍晋三首相を、支持者たちは嬉々として迎え、反対派を締め出すだけでなく小競り合いまで起きていました。



 ナチの選挙戦を見ているようで、とても不快であり、とても怖さを感じました。



 安倍晋三首相は北朝鮮に圧力を掛け続け、向こうから頭を下げさせると言ってのけ、それを拍手して納得している支持者がなんと多かったことか。真面目に交渉するのであれば、日本の危機を回避したいのであれば交渉の窓口は残してあるはずですが、日本政府にそれらしいものはありません。



 北朝鮮の核弾頭搭載の弾道ミサイルが東京に着弾しても、官邸には地下数階に分かれ避難できるスペースが確保されており何の心配もいりません。日本政府はJアラートを鳴らし、ありもしない地下街や頑丈な建物に避難しろと訴えています。自分たちは助かるから、国民はどうとでもなれということです。



 時代を変え、相手を変えれば戦前の光景そのものではありませんか。「守れ日の丸 汚すな歴史」(昭和10年報知新聞)、「聖戦へ 民一億の体当たり」(昭和14年読売新聞)など、今と全く変わらないのです。これを〝異常〟と言わず、何を異常と言うのでしょうか。



 選挙結果で安倍晋三/自民党が暴走を始めたら、我々はそれを止める手立ては無いことを気付いていらっしゃるのでしょうか。



 選挙で国会議員を選ぶわけですが、国会議員に「政治権力」を持たせることは、その集団が国民に対して国民個々の意志に反してでも国に従わせることができる能力なのです。



 たとえばオウム真理教は、日本の国教にするべくテロを起こしました。宗教団体には、こうした自教を国教するという野望が見え隠れしています。創価学会が創った公明党にしても、かつては創価学会を日本の国教にするという野望があったのです。



 政治権力を持てば、その宗教を拒否していても強制して信者とすることができるのです。それほど、「政治権力」は計り知れない力を持っているのです。



 ですから、安倍晋三首相が遊説中に親衛隊気取りの自民党支持者が反対派を排除していた光景が、いずれ日本中に広まることだって考えられるのです。自民党・安倍晋三を支持しなければ「非国民」と呼ばれるかもしれません。



 「ネトウヨ!」、「パヨク!」などと市民が罵倒し合っている間に、安倍晋三首相は独裁者としての地位を地固めしているのです。

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