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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :12/01/12:27

10131045 低レベルな選挙になりました

小池さんの「希望の党」が加わり、選挙結果がどうなるか注目していましたが、小池さんのボーンヘッドぶりをいかんなく見せつけてしまい、選挙の勝利どころかご自分の存在すら危ぶまれる事態に陥っていると私には映っています。


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 つくづく思いますが、小池さんの周りには人材が集まらないんですね。

 安倍さんの奇襲解散に持ち堪えたまで良かったのですが、民進党議員を受け入れ、そこで差別化を図ってしまいました。ぶっちゃけ、小池さんは器が小さいという印象を植え付けてしまったのです。

 小池さんが直接乗り出し、難しくなる舵取りに興味を持った人は少なくないはずです。しかし、民進党が事実上解党し受け皿になるとなった途端に差別化ですから、興味を抱いていた人(私も含め)には「下手打ったなぁ」と思ったことでしょう。

 進退窮まる状態で、これからの一手が注目されるところですが、残る一手は自爆覚悟で都知事を辞任し国政に打って出るしかないのではないでしょうか。失敗すれば初の女性首相どころか政治家引退ということになりますが、これを見越して小泉進次郎氏は小池さんを挑発しているのではないでしょうか。

 最大級の戦犯は安倍さんに変わりはありませんが、ここへ来て始めました。北朝鮮脅威です。

 『AbemaTV』に出演した安倍さんは、"今年暮れから来年にかけて選挙をする状況ではなくなる"と発言したそうですが、その根拠としいうのが安倍さんは"あらゆる手段で圧力を高めていく"からなのだそうです。

 真っ当な話に聞こえますが、あらゆる手段で圧力を高めるとは、何を根拠にして圧力を高めるというのでしょう?

 一方的に圧力を高めるのでは、北朝鮮の逃げ道を作るだけですし、これまで「圧力」一辺倒で来た安倍さんは何の成果を上げていないのに、また圧力をかけるしかできないということのようです。

 そんなに追い込んで、安倍さんは何を期待しているのでしょう???

 北朝鮮が今回の解散に「朝鮮半島情勢を口実に『安全保障問題』の重要性と平和憲法修正の必要性を説き、民心を取り戻そうとしている」と非難しましたが、私は北朝鮮の主張の方がはるかに的を射ていると思いますが、皆さんはどうでしょうか。

 モリカケ解散なのに、それを北朝鮮を理由にして情けない限りです。

 そういえば、田原総一郎氏が安倍首相は国連総会に出席して各国首脳と会談し、年末のアメリカの「武力行使を確信したのでは」とおっしゃっていましたが、最高機密扱いの軍事行動の情報をボーンヘッド大統領といえども漏らすことなど考えられません。

 選挙ネタに使うのであれば、情報源を明らかにすべきです。

 ただ私には、東日本大震災後に引退した亀井静香議員などが挙国一致内閣を目指しましたが、自民党は何もしませんでした。無視したのです。国民生活よりも、自民党は政争を取ったのです。これは重大な事実です。

 それだけではありません。北朝鮮に関連したウソでのし上がって来た安倍さんですから、ここへ来て北朝鮮ネタを出すのは当然でしょうが、自らの支持率獲得に他国の脅威を持ち出すのは北朝鮮や中国と同じです。安倍さんも地に落ちたものです。

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