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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/02:25

04192003 新型コロナウイルスの効能

日本にはかつて〝忍者〟が存在していました。



忍者は諜報、破壊、浸透、暗殺などアメリカCIAやロシアのCBPといった工作機関が、日本の室町時代から江戸時代に存在していたことは、日本人の諜報活動に対する理解度がかなり高いもののはずです。



しかし、明治以降どうしたわけか日本人は諜報活動を軽視するようになり、諜報機関の存在すら疎んじるようになりました。



その結果の一つが、今回の新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延です。



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人間は危機的事態に直面すると、本性が丸出しになってしまいます。最近では、「車の運転」でも、本性が出てしまうことが知られるようになりました。ほかに飲酒でも本性が出てしまいます。


 


新型コロナウイルスの蔓延で、日本の最高指揮官の能力・本性が見えてきています。


 


保守派の中でも偏っている人たちからは、「国の危機なのだから、政権批判をしている場合じゃない!」とか「一致団結しろ!」など言い出している人もいますが、私が現役だった時は「バカな指揮官、敵より怖い」とよく言っていました。


 


頭が良いというのは、記憶力が良いだけのことで、学校の成績が良くてもイザという時になって何もできないという学業優秀なトップ(指揮官)がよくいます。


 


私の知る中では、東條英教氏(東條英機の父)です。陸軍大学校一期生であり、首席で卒業した優秀な方です。日露戦争に出征しますが、判断ミス・抗命を繰り返し更迭され日本に戻されています。


 


今回の新型コロナウイルス感染拡大で、お医者になられた70代の男性などTwitterで「みんなが助かるように動かないと自分も含めて全滅します。非常時にはてんでバラバラはダメです。タイタニック号では皆さん船長に従いました。人間としての暗黙のルールです。鹿は明文化しないルールが守れません。悲しいことです」(原文のまま)


 


お医者の男性は「一蓮托生」を訴えていらっしゃるのでしょうか? ネトウヨだとばかり思っていましたが、実は仏の道を説いていらっしゃるのかもしれません。


 


私は東日本大震災で大きな被害を受けた県の出身者です。地元では震災後有名になった〝津波てんでんこ〟という伝承が紹介されました。「津波が来たらまず自分の命を守るために真先に高台に逃げろ」という意味です。


 


お医者のような思考をする方には、〝利己的!〟と非難されるかもしれません。しかし、船長の指示に従っても、タタニックは沈没して多くの犠牲者を出しました。お医者の言う鹿はどっちなのでしょうか?


 


私が最も恐れているのは、新型コロナウイルスよりも無能な指揮官の犠牲になることです。自粛ばかりが先行し、新型コロナウイルス蔓延が落ち着いた時、多くの所で街並みは変わっていることでしょう。個人営業の商店や飲食店などは店を閉め、経済的に行き詰まり自死される方も増えるでしょう。


 


指揮官は無能を認めず、自分はカネがあるから平気の平左で一蓮托生を説くお医者、これは現実を甘受しろと言っているだけなのです。自分には影響が無いから…。


 


危機的事態は無能なヤツをあぶり出し、嘘つきもあぶり出してくれています。

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