元自衛官の憂い The third
軍事的色眼鏡で見る世界
軍人は究極の合理主義者です。
合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。
軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。
家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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04221838 | 新型コロナウイルス |
新型コロナウイルスの感染拡大は、様々のものの真の姿が目に見えるようになりました。可視化されてしまい、首相の能力、国会議員の力量や普段考えていることなどが見えてきてしまっています。
私はこの災禍を乗り越えることは出来ると思っていますが、それがいつになるかは推測すら出来ない状況です。
こうした災禍では、学ぶべきことがあると考えています。
日本の中国依存が明らかになったことも学ぶべきことだ思います。
日本人のほとんどは知りませんが、日本企業が中国で生産した物資は、中国が非常事態となった場合に中国共産党政府に徴用されてしまいます。
アベノマスクと揶揄される愚策、首相主導のマスク配布は汚れている等の指摘が多く出ています。この理由は簡単です。マトモなマスクは中国が徴用し、不良品を輸出しているだけのことです。
ありもしない中国の善意を信じて、安倍さんは得意満面で無料配布などとぶち上げたのでしょうが、そんなに中国は甘くはありません。
いち早く、それに気付き対応すべき首相ですが、この体たらくでは気付くのは無理でしょう。
日本でマスク不足が続くのは、マスクの中国生産は日本のシェアの7〜8割という驚くべき依存度が理由です。武漢市の新型コロナウイルス感染が一段落した中国でも、未だにマスクは中国共産党による物資統制下にあるのでしょう。
中国でマスクを作る日本メーカーは、中国の工場でマスクが山積みになっていても、〝国家応急備蓄物資〟に指定され、工場の周囲は警察官が見張っているそうです。
中国にある外資系の企業のほとんどは、企業内に共産党組織があり、共産党の監視統制を受けています。かつてのソ連軍のように、政治将校が居て、指揮官よりも権限があるのと同じです。
中国には「国防動員法」があります。簡単に内容を説明します。
◯中国国内で有事が発生した際に、全国人民代表大会常務委員会の決定の下、動員令が発令される
◯国防義務の対象者は、18歳から60歳の男性と18歳から55歳の女性
◯国務院、中央軍事委員会が動員工作を指導する
◯個人や組織が持つ物資や生産設備は必要に応じて徴用される
◯有事の際は、交通、金融、マスコミ、医療機関は必要に応じて政府や軍が管理する。また、中国国内に進出している外資系企業もその対象となる
◯国防の義務を履行せず、また拒否する者は、罰金または、刑事責任に問われることもある
下線をつけてありますが、これを根拠に物資が中国から日本に輸出できなくなるのです。
詳細に見ると予備役要員を雇用した際には、予備役招集があった場合は給与補償まで規定されています。
また、同法には緊急事態には金融、交通輸送、郵政、通信、メディア、情報ネットワーク、インフラ等、医薬、食品・食料供給、商業・貿易を統制するとあります。在中国の日本企業の口座凍結、資産等の没収、売掛金放棄も起こり得るのです。これを知っていながら中国に日本企業が進出したのかどうかは、私にはわかりませんが、企業にとっては地雷原に工場を建て、物を作っている状態なのです。国防動員法はご丁寧にも、徴用できるものは全てにわたり、生産設備や会社所有の車に至るまで徴用が可能なのです。
世界的にマスク等の医療用具の不足は、3M社(アメリカ)は上海のマスク製造工場で作るマスクは、中国国内で流通していても本国には一切送られてきていないそうです。
日本だけに限れば、マスク等の医療用防護具の不足=中国共産党による統制下にあるわけですから、言い換えれば日本人の命は中国共産党政府の手中にあるとも言えます。
日本国内でマスク製造に着手していますが、原材料のほとんどは中国からの輸入に頼っているのが現実です。
中国共産党の手に渡した日本人の命。それをこれからどうすべきかは、私が敢えて言う必要はないでしょう。
日本でマスクの買い占め・転売が問題になりましたが、全てが個人的利益を目的に買い占めがおこなわれたのか私は疑問に思っています。かなり早い段階で、日本のマスクを在日中国人が買い占め、それを中国に送っていたのではないでしょうか。一説によれば、今年の1〜2月に世界中から約20億枚のマスクを買い占めたともいわれています。
国防動員法には、在留中国人、中国人旅行者にも「平時準備と任務完遂の義務」が課されています。中国人が日本のマスクを買い占め、本国に送ったのは簡単に予想できます。
日本では新型コロナウイルスに感染すると、感染者だけでなく家族を差別したり、医療従事者を差別するという起こってはならない事態が起きています。しかし、なぜか日本の街を闊歩する中国人には暴行どころか罵声すら浴びせられません。不可思議な国民性です。
新型コロナウイルスの感染拡大の責任は、中国共産党政府にあります。意図的な隠蔽工作により、初動対処を遅らせました。アホな首相は国賓として来日する習近平に忖度し、日本の対応を遅らせました。歴史に名を刻むべき愚かな首相です。
安倍首相の愚かさは、中国のスポークスマンWHO(世界保健機関)事務局長の言葉を鵜呑みにしていたことです。安倍首相は完全に中国にしてやられたのです。これはもう、中国が世界中を相手に戦争を始めたのと同じです。
中国に奪われる物が、目に見えるものだけであればまだ救いもありますが、在中国日本企業の社員は家族も中国で生活しており、これではもう人質状態です。そこまでして、中国で物を作り儲けたいのでしょうか? 企業秘密も漏れる可能性もあり、モノ・カネ・社員家族まで中国の手中にあるのです。
新型コロナウイルスは中国とのお付き合いをどうすべきか、誰の目にも見えるものにしてくました。
中国はあまりにも邪悪です。そんな中国とどう向き合うかは、日本人の命がかかっています。
日本に在留する中国人は、約73万人です。自衛隊は約24万人ですから、あり得ませんが、在留中国人が一斉武装蜂起したら、警察では抑制出来ないのは明らかです。
日本に在留する中国人が一斉に蜂起するとは考えられませんが、中国人旅行者も含め有効な対策を考えておかないと、新型コロナウイルス対策のように後手後手で、将来は日本の公用語が中国語という非現実的な話も現実になる可能性があるのです。そうです、これが新型コロナウイルス感染拡大により見えた『現実』なのです。
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