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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :09/12/21:08

09210951 韓国人の皆さん、地震で死ななくてよかったですね

「備えあれば憂いなし」といいますが、備えることすらできなければ憂いも何もあったものではありません。


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地震が少ない、地震が起きないとされた朝鮮半島韓国で大きな地震がありました。地震が少ないため、人々はパニック状態になっているようです。

一部の韓国メディアでは、東日本大震災の影響によるとの主張がありますが、筆者も震災直後の地質学的な資料に、震災後に朝鮮半島やユーラシア大陸ではこれまで観測されなかった大きな変動が確認されているというものを目にしました。

戦時態勢の国家でありながら、実際には完全に機能不全に陥っている国というのは隣国として、これからの友好関係を結ぶにしても非常に大きな懸念材料となります。

北朝鮮が核兵器を保有することは、体制維持というよりも「抑止力」を確保するのが目的だと思われます。米朝対話ではなく、米国の攻撃を受けないという手形の裏書のようなものです。それ以外には、米中・日中が戦争状態となれば、忠実なる番犬として活躍の場を見い出すでしょう。それこそが、中国が北鮮を延命させている理由だからです。

冷静に見れば、北鮮が潜水艦発射ミサイル技術を手に入れる時間的な経過は、あまりにも早すぎます。米国と比べても、その時間ははるかに短いのがわかります。

となれば、陰にパトロンが隠れているのが容易に想像できます。

北鮮の核保有は北鮮の金王朝自身が望み、北鮮が核保有することで中国に利するという副産物から中国が支援していると見るべきでしょう。

ただ戦略としては、日米韓の国防関係者は新たな戦略を構築しなければならなくなりました。東アジア、西太平洋方面に北鮮の核が撃ち込まれる可能性が高まってしまい、これまでとは違う戦略を構築しなければならないのです。

核保有により北鮮の専制君主は、東アジアの戦略的価値を激変させたと認識していることでしょう。これまで、米国の意のままに動かなければ体制どころか国家崩壊に繋がると思われていたのが、核兵器という切り札を手にしたと考えだすようになり、これまでとは違った対応をしてくるでしょう。

陰にはパトロンがいて、新たな認識から、北鮮が大きく動いてくることも考えられます。となれば、拉致問題解決など雲散霧消してしまいます。

地震でさえまともな対応ができない戦時体制下にある国が、この北鮮の一連の動きで対応を誤ることも考えられます。

日本にしても鼻息を荒げるだけの首相殿ですから、何も出来ずに無駄な動きをし北鮮の指導者にさらに軽んじられることになってしまいかねません。

北鮮の核実験はただのプロパガンダではありません。それを理解し、朝鮮半島を俯瞰しなければ日本の未来を誤った方向に向かわせます。

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