元自衛官の憂い The third
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04191353 | どこにでもいるバカを封じ込めろ! |
おバカさんは普通の状態ならいいのですが、災害時等の危機的な事態では迷惑どころか消し去りたいほど迷惑なものです。
政治家のレベルがレベルですから、国民の中にもおバカさんは少なからず存在します。
熊本地震でデマを流すバカが出て来たのには、迷惑どころか消えて欲しくなりました。
「ライオンが逃げた」「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」などと、もっと品のあるデマを流して欲しいものだと思えるほど下劣なデマで流されました。
“ライオン”のデマでは、ご丁寧に動画まで作って流されていたそうで、ここまで来ると立派なバカです。そのパワーを別な世界に振り向けられないかと思えるほどです。
“朝鮮人”については、これは関東大震災で流されたデマをそのまま使い回したものです。100年以上も前のデマの使い回しです。それすら知らない人が少なくはなく、“朝鮮人”デマは拡散されてしまったようです。
東日本大震災でもありました。
製油所の爆発火災で、「有毒物質が雲などに付着し、雨等と一緒に降るので万一に備え、外出の際は傘かカッパ等を持ち歩き、身体が雨に触れないようにして下さい」。
製油所の爆発火災で有毒物質?
筆者も当時、この情報に接しましたが、明らかにデマだというのがわかり辟易とさせられました。
東日本大震災で流されたデマをご紹介しておきます。
「友人に防衛省の夫を持つ人が家族に『東京から家族を逃がせ】と言われたとのこと。その後、総務省の友人にも連絡したところ、総務省はほとんど空になっています。東京にいる方、逃げて!!」
災害対応で忙しいはずの総務省ですから、空になるほどだったのでしょう。
「農水省に非常事態通達が出た。『明日は出勤しなくてもいい』これが何を意味するのか、分からない人はそれまでだ」
全く何を意味するのか理解できません。
放射性物質についてもありました。
平常値を知らず、今、これだけだから“危険”とあちこちで騒ぎになりましたが、基準値がわからないのに“危険”と判断できる材料がわかりませんが、当時、そんなことを言おうものならバッシングの嵐に遭遇したことでしょう。
ちなみ被曝で言うなら、海外旅行でも機内で被曝します。航空機は被曝対策などしていませんので、高高度を飛行中には被曝を続けていることになります。それすらも知らず、被曝を語るのはあってはならないことです。
被災地ならば、こうしたデマも仕分けて情報を精査する無駄な労力が必要になります。絶対にやめて欲しいものです。
刑事罰の対象にできれば、今後、こうしたバカが現れた場合には締め出せるのですが、これには期待できそうにありません。
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