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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/23/22:11

12152229 なぜナチス(ナチス・ドイツ国)旗と旭日旗を一緒くたにされて怒らない?

旭日旗を「自衛艦旗」に採用したのは旧帝国海軍は戦争に対する罪悪感が薄いと考えているからこそ、敢えて採用したのだと思います。個人的な見解ですが、ちょっとセンスが無さすぎだと思います。自衛隊旗も似たようなものですが、伝統を重んじるのはわかりますが、そこを飛び越えて〝新しさ〟を強調するためにも斬新なデザインを採用して欲しかったものです。



ですが、センスの良し悪しは別にして、旭日旗を目の敵にするだけでなくナチス旗と同じだという一部の韓国民の主張に怒りを感じています。情緒で歴史を捏造しているのは、過去の歴史問題があるとはいえ許されることではありません。



日本にも情緒で歴史をねじ曲げる左翼思想にかぶれた連中がいますが、民族主義に名を借りた反日韓国人と同じ穴のムジナです。



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ポーランド旅行中の韓国人大学生がSNS上に、旭日旗に似たデザインのラベルの飲料水を見つけたと騒いでいました。白々しいと言いますか、歴史を知らなさ過ぎると言いますか、ポーランドとナチスの関係を無理解極まりないものです。


 


日本人はポーランドといえば親日国なのをごぞ存知の方も少ないと思います。しかし、ポーランドはナチスにより、国を破壊された犠牲者であることをご存知の方は少ないでしょう。


 


ヒトラー、スターリンという二人の独裁者が、ポーランドを蹂躙したのですが、スターリンは後に連合国に加わり歴史を改ざんしました。そのため、ポーランド侵攻が第二次世界大戦の勃発となったとされていますが、ポーランドは独ソ両軍による分割占領が行われました。盗人同士の仲間割れで、盗人の片われが連合国に付いただけのことです。


 


ポーランド侵攻後、ポーランドは独ソ両軍に分割占領されましたが、1941年にヒトラーがバルバロッサ作戦(ドイツ軍のソビエト奇襲作戦)が発動されポーランド全域をナチス・ドイツが支配しました。1944〜45年のソ連軍の反撃で、ポーランド領全域がソ連軍の支配下に置かれます。


 


独ソ両軍のポーランド侵攻で、ポーランド国民の20%近くが犠牲になりました。ナチスもソ連も、領土だけでなくポーランドの文化や民族を地球上から抹殺することを狙っていたのです。


 


ナチス(ヒトラー)はユダヤ系・非ユダヤ系にかかわらずポーランド人を農奴とし、そこへドイツ人入植者を取って代わらせようと考えていました。ナチス占領下のポーランド総督府は、ポーランド人の教育を初等教育のみとしました。


 


ヒムラーの備忘録によれば、「500以下の数字を使った簡単な算数と、自分の名前を書くことと、ドイツ人に従うことは神から命令されたことなという教理を教えるだけであった」と驚くべきことが書き遺されています。この備忘録の中には、全てのポーランド人を東方に追放する、全てのポラーンド人を殺害するといったことも書かれています。


 


ナチス占領下のポーランドは大学が閉鎖され、大学教授の多くが逮捕され殺害されました。教師、弁護士、知識人などその他多くのポーランド人エリート層はレジスタンス運動の指導者になり得るとして逮捕、処刑されました。


 


ポーランド国民はドイツ人入植者を迎えるために追放され、工場や農場で強制労働のためにドイツ本国に送られました。強制収容所にも収容され、食料や燃料の不足から多くのポーランド人が亡くなりました。レジスタンスがドイツ軍を攻撃すると、無関係のポーランド人が報復のために殺害されました。ナチス・ドイツのポーランド人犠牲者は、約300万人といわれています。


 


アウシュビッツ、トレブリンカなどポーランド国内の強制収容所は、ユダヤ人殺害に使用され、非ユダヤ系ポーランド人殺害はシュトゥットホーフ強制収容所が使われました。


 


民間人の運営する労働収容所もポーランド国内に複数存在しており、こうした収容所でも多くのポーランド人が亡くなりました。なお、アウシュビッツではユダヤ人虐殺は1942年頃から始まりますが、それ以前は非ユダヤ系ポーランド人とウクライナ人、ロシア人、ソ連軍捕虜が殺害されています。


 


日本は朝鮮半島併合で何をしたのか。


まず、「身分解放」です。朝鮮統監府は1909年に戸籍制度を導入しました。この時、白丁と呼ばれた〝賎民〟に姓を名乗らせ戸籍には身分を記載しませんでした。


 


どれほど過酷な差別を白丁が受けていたのかを物語ります。


◯族譜を持つことの禁止


◯屠畜、食肉商、皮革業、骨細工、柳細工以外の職業に就くことの禁止


◯常民との通婚の禁止


◯日当たりのいい場所や高地に住むことの禁止


◯瓦屋根を持つ家に住むことの禁止


◯文字を知ること、学校へ行くことの禁止


◯他の身分の者に敬語以外の言葉を使うことの禁止


◯名前に仁、義、禮(礼)、智、信、君の字を使うことの禁止


◯姓を持つことの禁止


◯公共の場に出入りすることの禁止


◯墓を常民より高い場所や日当たりの良い場所に作ることの禁止


◯墓碑を建てることの禁止


◯一般民の前で胸を張って歩くことの禁止


などでした。これらの禁を破れば、厳罰は当然のことで、時にはリンチによる殺害も横行しました。殺害犯はおとがめ無しでしたが、当時の朝鮮半島の住民には白丁は〝人間ではない〟という非現実的な差別があったのです。


 


朝鮮半島では日本併合前まで、国王、両班、中人、常人、賎民(賎人)に大別され白丁は賎民の最下位でした。


 


白丁は都市、村落に住めず辺ぴな場所に集団で生活していました。食肉処理、製革業、柳器製作などを生業にしていました。白丁と常民との結婚は許されておらず、一般の村には住むことさえできませんでした。高価な日用品の使用も禁止されていました。農業や商業に従事することは禁止されていました。国の管理を受けない民であったため、戸籍は無い反面、納税等の義務は課されませんでした。白丁がどれほど忌み嫌われていたか。略奪を欲しいままに行っていた両班ですら白丁の財産を没収しませんでした。ちなみに、強硬反日独裁者李承晩ですが、没落両班の出です。両班は身分解放に反対して抗議デモを繰り返しましたが日本政府は身分にかかわらず教育を受ける機会を均等に与えるべきとの姿勢からデモは鎮圧されました。


 


身分解放で教育を受けられるようになりましたが、1906年の時点で朝鮮半島に小学校は40校未満。両班の子弟は私塾で学んでいました。初代統監となった伊藤博文は学校建設(近代教育)を最優先課題とし、これは後の朝鮮総督府にも受け継がれ、1940年代には1000校を超えました。40→1000、単純に計算して960校が新たに日本政府によって設立されたことになります。


 


日本との合邦は1911〜1945年の35年間ですが、合邦当初、朝鮮固有の〝文字〟はありませんでした。李氏朝鮮は中国(清)の従属下にあり漢字が重視されハングルは軽視されていました。1911年朝鮮総督府は第一次教育令を出し、朝鮮語を必修科目としハングルを教育することが決められました。朝鮮語の時間以外は日本語が使用されました。総督府は綴り字法まで作成し、学習能力が向上するよう図りました。


 


日中戦争は日本に財政的・人的に大きな負担となりつつあり、兵士不足を補うために朝鮮人皇民化を進めます。皇民化→日本人化ではありますが、ここで注目しなければならないのは、1938年に出された教育令でも朝鮮語教育は廃止されてはいません。韓国では「学校の会話で朝鮮語の使用が禁じられ、朝鮮語を学校で話と罰せられた」といった証言がありますが、これはまったくのデタラメです。


 


日本は朝鮮半島の文化財の保護も行ないました。文化財保護には、日本人学者と朝鮮人の弟子たちが尽力し、彼らによって韓国学の基礎が出来上がります。


 


韓国併合で日本が朝鮮半島で行った一部を紹介しました。お断りしておきますが、あくまでも一部です。


 


このように、ポーランドを国家ごと破壊しようとしたナチスと日本が同列に扱われることはナチスのひがいを受けたポーランドを愚弄するものです。日本はもっと強く反論すべきであり、こうした〝事実〟を学ばなければなりません。韓国人の彼らが主張しているのは、歴史(事実)ではなく、情緒的なストーリーでしかないのです。もっと怒るべきです。放置しておけば、彼らはまたストーリーをでっち上げ日本を非難します。


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