元自衛官の憂い The third
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08251923 | アメリカの真実 |
被爆70年に合わせNHKが行った世論調査で、広島と長崎に原爆が投下された日付を正しく答えられなかった人が全国で7割程度に上ったという驚く数字が公表されました。
역사를 잊은 민족에게 미래는 없다(歴史を忘れた民族に未来はない)とは言いえて妙というものです。
ポツダム宣言のお話をしようと思いましたが、あり得ない国家に対する「無条件降伏」を求めた張本人“フランクリン・ルーズベルト”についてご紹介しておくべきだと思いました。
ルーズベルトは民主党出身の第32代アメリカ合衆国大統領です。米国政治史上唯一の4選された大統領です。ニューディール政策で世界恐慌によりどん底にあった米国経済を回復傾向に向かわせたと評価されています。しかし、ソ連の独裁者スターリンに対し融和的に接し、中国の蒋介石を強く支持する一方、反日姿勢はかなり厳しい考えを持っていました。
日中戦争として歴史では学びますが、米国は盧溝橋事件後、蒋介石に支援し終戦までに総額で約16億ドルが提供されました。米国は日本の中国侵略に抗議するとして日米通商航海条約を破棄、これで日米関係は無条約状態となります。蒋介石に雇われた米軍退役軍人が義勇軍を編成し、1941年に中華民国政府に派遣するなど、真珠湾攻撃よりも前に日米間は戦争状態になっていたのです。
詳述はしませんが、真珠湾攻撃を「卑劣な騙まし討ち」だとしていますが、当時、すでに日本海軍の動向を察知していながら、名目上は「太平洋艦隊司令部」に通報が遅れたとされていますが、ホワイトハウスは真珠湾攻撃の情報を黙殺、「卑劣な騙まし討ち」を演出したのです。真珠湾攻撃は、米国だけでなく英国も待望していたもので、当時の英国首相チャーチルは日本軍の攻撃に手を叩いて喜んだと伝えられています。
後に国際関係を歪めてしまうのですが、その第一の原因はこのルーズベルトによって形成されたのです。ルーズベルトは親中派であり、その根源には母方の祖父がアヘン戦争の頃から中国とアヘンなどを含む貿易で財を成し、ルーズベルトは幼い頃から中国文化に深く執着し、中国人に同情的・友好的である「親華派」であると名言していた程です。
ルーズベルトは蒋介石に台湾の返還、沖縄を中国により領有することなど、戦後国際体制で中国が常任理事国入りすることまで口にしていました。
強く執着する中国を侵略する「日本」は忌むべき敵であり、レイシストの一面もありました。日本人は発達の遅れた人種であり、「日本人が敗北した後は、他の人種との結婚をあらゆる手段を用いて奨励すべきである」と日本人を地球上から消し去ろうとしていのです。
ルーズベルトがヒトラーに並ぶ人種差別主義者であったか…日本人強制収容所を米国内だけでなく、米国の影響下にあったブラジル・メキシコ・ペルーなどでも強制収容所を作り、人種隔離政策を行ったのです。
さらに、日本の降伏を早めるために千島列島をソ連に引き渡すことを条件に、日ソ中立条約の一方的破棄を求めました。日本では、日ソ中立条約を一方的に破棄した「ソ連」と歴史では教えられますが、その背後に米国のルーズベルト大統領が隠れているのです。
英国首相チャーチルは戦争の早期解決を訴えられますが、「そうした考えは、世界情勢に無知であり、今なお自国に有利な譲歩を得られると考える日本人に、そのような条件緩和を行うことが有効だとは思えない」と一蹴しました。あくまでもルーズベルト怨敵「日本」の無条件降伏にこだわったのです。
人種差別主義者であり、日本を徹底的に破壊し尽くすことを望む大統領を相手に開戦してしまったのは、日本にとって最悪の結果を招くことになったわけですが、こう真実を抜きに歴史を学んでいる我々なのです。
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