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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/26/09:48

07091951 噂話を先行させるな!

世の中不思議なことはいつも起きます。

日本で大きな事件・事故等が起きると様々な反応が当然あります。そうした動きに対し、ネット上ではまず「批判」から始まるのが最近のトレンドのようです。


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ダッカのテロ事件で、ある証言が流れています。

『日本人男性が「私は日本人だ!」と英語で3回叫び、「どうか、撃たないでくれ」と懇願していた」というものです。

これが伝わると、「日本人が狙われた」に始まり、お決まりの「日本人だから撃たれないというのは傲慢」「いま日本人は狙われるのを知らないのか」と批判続出です。

私はネット上では一歩退いて見ているので、正直笑わされました。とかく、「韓国」と付くと批判し信用できないと言い張る人が続出するのに、今回の証言は何ら検証もされず「韓国」はスルーして自分の同胞を批判するという訳のわからない状態を呈しています。

突然、「神は偉大なり」と連呼しレストランに入って来たグループに、銃や刃を向けられて冷静でいられるはずなどあり得ません。銃声を耳にしただけで、パニックになって当然です。

自分がそうした立場にないから、平気で批判などをまことしやかにするのでしょうが…お里が知れるというものです。

事件を精査することが第一です。

今回のダッカでのテロは、「人質にコーランの一節を暗唱」させたうえ、一部の報道では「バングラデシュ人は殺さない」とも言っていたと伝えられています。

これでわかりますが、バングラデシュ人とイスラム教徒は殺さないということです。であるならば、テロの標的になったのは異教徒であり外国人ということになります。

孫崎なる元外交官が、ISは日本人を標的にしているとツイートしているようですが、この元外交官殿、左がかった人なので、「日本(人)は平和主義だから安全」という宗教のような憲法9条信奉者ですので信じてはダメです。彼らは、「日本は戦争しません」と言っていれば日本は戦争に巻き込まれないと信じているのですから。

私は安全保障の転換で日本人がISの標的にされるようになったとは思っていません。ですが、今回のテロの被害の責任はJICAと外務省、監督者である安倍さんに責任があると考えます。

JICAはテロを警戒していなかったと私は疑いを持っています。

それは、テロが予測さえる国や地域で、日本人が集まってレストランに入るなど考えられないことが起きているからです。

感情に走らず、起きた事を精査し対策を立てる、これが犠牲になった人たちへの供養になり再発防止にも繋がるのではないでしょうか。

それは、政治家や官僚ができないでのあれば、我々が目を肥やし彼らを適正に批判し修正させることが可能になります。

敢えて言わせていただきますが、命乞いをしたというのが単なる証言です。それを裏付けるものは何もありません。ですから、これを元に批判してはならないのです。

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