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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :09/01/05:23

09042013 抗日戦争勝利70周年軍事パレードを見て

何を引っ張り出してくるかと期待していましたが、筆者の感想は「付き合いきれない」だけです。

皆さんはぴんと来ないと思いますが、陸自の人気の高い「富士総合火力演習」もそうですが、軍事パレードは示威活動の一つなのです。中央観閲式も観艦式も航空観閲式も軍事的示威活動の意味もあるのです。

今回の習近平中国共産党政権の行った軍事パレードは、周辺国に対する“威嚇”どころかアメリカに対する威嚇でした。当然、日本、そして台湾に対する威嚇の意味も含まれていました。

詐欺師の振り出した手形に裏書してしまったバカがいますが、やはり冊封国出身なだけにノコノコと出かけて行ったのでしょうが、国連を完全に貶めてしまいました。


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潘基文事務総長の返答 安倍首相、分かったか? 

 『軍事パレードへの出席は自らの仕事だと表明した。現在全世界が第2次大戦という人類史上最大の悲劇の終結70周年を記念し、国連創設70周年も記念している。国連創設は世界平和を永遠に保つためだ。軍事パレードを含む記念行事への出席は、歴史の教訓を汲み取り、明るい未来を創造する助けとなる。したがって、これは国連事務総長として当然のことだ』

※人民日報日本語版201591日配信分引用以下同じ

 国民の耳目は強制的に塞いでも、中国共産党機関紙は言論の自由が保証されているのが明らかです。

 そもそも中国共産党は「戦勝国」と威張れる立場ではありません。日中戦争で日本軍と戦ったのは、中国国民党軍であり、中国共産党軍(八路軍)はゲリラ戦だけで日本軍と正面切って戦闘は避けていました。内戦になることを予測し、兵力を温存していたというのが軍事に詳しい人ならわかりきった“事実”です。 

 戦勝国と言うのであれば、台湾に逃げた国民党だけです。

 笑ってしまうのは、八路軍が日本軍と戦い、作戦回数は約99,800回、戦死もしくは戦傷者は約401,600人だそうです。

 日本の公式な記録から、日中戦争の犠牲者は陸軍で384,900人、海軍7,600人、終戦後の犠牲者約5万人とされています。合計で約45万人となり、中国共産党の数字に近いようですが、中国共産党の出している数字は“八路軍”による被害数です。先述したように、日本軍が戦ったのは国民党軍です。

 その証拠に、毛沢東時代には「戦勝国」と名乗ったりしていません。さすがの毛沢東も、「戦勝国」と名乗ることを恥じていたのがわかります。

 もっと言えば、中国共産党が中華人民共和国を建国したのは1949101日。これで、中国共産党が「戦勝国」と名乗れないのがご理解いただけると思います。

 記事には、こんなものもあります。

『歴史を理解して初めて現在を大切にし、さらにより良い未来を切り開くことができる。第2次大戦終結から70年、かつてのファシズム敗戦国が自己改造の努力と結果において各々異なることを国際社会は目にしている。教訓を深く認識し、徹底的に前非を改め、国際社会に再び受け入れられた国がある。一方で、過ちをごまかし、軍国主義の政治的・文化的根源を掘り起こすことを拒み、そのために右翼思潮がはびこり、歴史修正主義を前面に出して、国際正義に公然と挑戦している国もある』

 日本(安倍首相)に言ってるのでしょうが、歴史を理解していないのは〝あなた方も同じ〟です。

 「国際正義に挑戦している国」とは笑ってしまいます。これも〝あなた方も同じ〟です。

 日本だけが潘さんの出席に注文を付けましたが、これはとんでもない間違いでした。歴史を捏造している国にノコノコと出かけ、日本批判までやってしまったことは、歴史捏造国家を認めてしまったことになります。そして、中華民国の正当性を否定してしまったことにもなりました。詐欺師の振り出した手形に、国連事務総長が裏書してしまったのです。

 ついでに言えば、国連=United Nation=連合国ですので、連合国の事務総長が、名乗る資格のない国に行って連合国だと認めたのですから前代未聞です。

 記事にはこのようなものもあります。

『現代中国は平和を愛しており、急速に多角化する時代において一層の貢献を果たすことができると指摘した。持続可能な開発という目標の実現と気候変動など世界的試練への対処において、国連は中国が引き続き世界的指導力を発揮することを高く称賛し、期待している』

 公害で人民を苦しめ、近隣国まで被害を出している国に、“気候変動など世界的など世界的試練への対処において、国連は中国が引き続き世界的指導力を発揮することを高く称賛し、期待している”だそうです。ウソもここまで来ると醜悪です。

 日本はもっと外交的にアピールすべきでした。EUやアメリカに、国連事務総長の出席の不当性を訴えることができました。私は外交経験はありませんが、外交の第一は「声の大きさ」えす。自らが正当性を可能な限り大きな声で、あらゆる手段を使って訴えなければなりません。それすら、今回はしなかったのです。

 記事の最後に

『北京での軍事パレードへの国連事務総長の出席に対する日本の妨害が成功することはあり得ない。歴史を直視しようとしない日本は、更に多くの挫折に直面するだけだ。かつて被害を与えた国と国民に対する誠意と和解を拒む日本が、自縄自縛に陥り、歴史に汚名を残すのは必至だ。抗日戦争は中国の勝利により終わりを告げた。中国の軍事パレードは「もし歴史修正主義が再びもめ事を引き起こすのなら、必ずや中国軍民と世界の正義の勢力によって再び粉砕される」ということを世界に告げる。安倍首相、分かったか?』

 中国共産党機関紙ですから、習近平の代弁ということですが、おわかりのように中国は日本に対し闘争心むき出しになっているのです。

 戦争だ、徴兵制だと騒いで国会でたむろしている場合でしょうか?

 彼らの言葉を借りれば、「歴史修正主義が再びもめ事を引き起こす」ことになります。となれば、日本は絶対に許さず、歴史修正主義を粉々に粉砕すると言おうではありませんか。

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