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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/07:16

05131058 「事実なら」ではなく「事実を調べる」のが報道?

安倍晋三首相を支持する右派雑誌にあった記事です。当然のことのように思えますが、これが当然なのでしょうか?



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 メディアは事実を伝えているのか?



 筆者は制作サイドの意図が強く反映され、“ウソ”とはいいませんが真実(事実)とウソの境界線上にあるのが報道だと解釈しています。



 たとえば新聞です。新聞は各社ありますが、新聞社によって一面で扱う記事はそれぞれ違います。なぜなのか考えると、これが制作サイドの『意図』が作用した結果だと思うのです。さらに、記者の主観で記事が書かれるのですから、表現が変わるのは当然ですから、受け手によってはそれぞれ違った印象を持つことになります。であるならば、万人が全く同じ印象を記事などないということになります。裏返せば、公平中立な報道は困難であるということになります。



 問題なのは、こうした報道に対し二項対立で評価するという現代の我々の姿勢です。反日かそうでないのかという愚かな二項対立が、こうした分別をさせています。トランプ大統領が合衆国を分断させると米国内で批判を受けますが、実は日本では安倍晋三という政治家の存在は、日本を分断させているのです。それを気付かずに放置された結果、右派対左派、反日対愛国なのか…。愚かなことだと思いませんか?



 問題はまだあります。報道は“間違いがない”という先入観です。これは思い込みであり、とんでもない間違いです。間違いはないとしても、先述のように制作側の意図、記者による主観が加わりますので、印象が変わってしまうことになります。報道は全部がウソではないとしても、ウソが混じるということも我々は理解しておかなければなりません。



 国会で話題になっているモリ・カケ問題ですが、一国の首相が清廉潔白でなければならないとは言いませんが、個人的な交際優先、個人的なイデオロギー優先という愚劣な疑いを持たれるような首相の存在を許していいのかという大問題は置き去りにされています。愚かにも、記事がウソなのか真実なのか議論されようとしています。



 メディアを支配すれば独裁政権が生まれます。安倍晋三首相は、メディアに影響力を行使しようとしているのがその証拠です。私たちの知る北鮮・中共ではテレビ・ラジオ番組では生放送がないといわれます。ことに北鮮では、一切生放送はありません。なぜか…理由は簡単です。政治の側がチェックできない生放送は認められていないのです。



 日本は今、試練の時を迎えているのです。愚かなままでいるか、一歩前進できるかの瀬戸際に立たされています。それがモリ・カケ問題であり、反日と愛国の存在です。それに気付くかどうか、それが先決問題でしょう。

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