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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/15:06

04040936 お前はもう死んでいる

 ケンシロウさん、格好良かった! アニメはもうかぶり付きで見ていました。“僕もケンシロウのようになる!”とは、子供の頃に立てた誓いです。

 大人になり理想と現実のギャップに気を失いかけたことも数多あり、ケンシロウどころかドラえもんに近づいてきた自分を受け入れるしかありませんでした。


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幼稚園や保育園の騒音問題がマスメディアで取り上げられ、ネットでもいろいろあるのを見かけます。「幼稚園の騒音は発狂レベル」なんて書いていらっしゃる方もいて、話題性がタイムリーで実体験なんて書かれてたらついつい読んでしまいますよね。

 幼稚園や保育園の子供たちの声など、他人様の子供の小江となれば騒音としか言いようがないのは事実です。

 実は幼稚園や保育園の騒音の苦情なんて可愛いものなんです。

 建設関係の仕事をしていますので、どこにでも出没しますがとある所の小学校と中学校が隣接する地区でのことです。

 夏休みに学校の耐震工事にお邪魔したのですが、とにかく静かでした。午後になると中学校から吹奏楽部の練習する音も聞こえてきて、懐かしく感じました。

 ところが、毎日午後3時になると音が聞こえなくなるんです。部活が終わる時間にしては早いような気もしました。コンクールも近いはずなのに…。

 好奇心旺盛なため先生にお尋ねしちゃいました。

 すると返ってきたのは、「苦情が多いんです」。「えっ?」としか言えませ。「騒音ですか?」「はい」。

 登下校、部活など騒音の苦情があり、学校が近隣住民に配慮してあれこれ子供たちに決まり事を課しているのだそうです。

 でも、この学校の立地が驚きます。

 新興住宅地で学校は公共施設などがあり住宅は学校の周囲にはありません。線路がありそれを挟んで住宅地が広がっています。

 電車が通っているのと、学校の騒音で学校に苦情が来るという不思議なところでした。私鉄の線路ですが、数分間隔で電車が往来しています。でも、学校の騒音がうるさい…。私には理解できません。

 先生はいろいろ教えてくれました。苦情は運動会や校内放送にまであるそうです。聞いていて、やられ放題というのが感想です。ちなみに、これは5~6年前のことです。幼稚園、保育園の騒音問題どころか学校に対する騒音の苦情はかなり前からあったわけです。

 幼稚園、保育園の騒音問題はいわば流行りもの。待機児童の問題で幼稚園、保育園の数の問題があるから取り上げられたわけですが、学校等に対する騒音の苦情は以前からあったわけです。それが報道されなかっただけのことで、実際には以前から学校等に対する騒音問題は存在していたのです。マスメディアによる報道の偏重です。

 自衛隊という立場から見ると、こうしたマスメディアの偏重は今に始まったことではありません。

 東日本大震災以降、災害現場で活動する自衛官たちの姿が映像として流されるようになりましたが、震災前は「警察や消防等」と「自衛隊」の存在はなかったことにされていました。例え、映像に作業服姿の自衛官が映っていてもです。

 犠牲者の遺体を搬送する際、警察官が担架を運んでいる映像がありますが、これは法律上警察官が立ち会わなければならないため、必死に救出活動を自衛官がしても、被災者が死亡している場合は異状死のため検察官・警察官による検視が必要になるためです。

 震災で自らの危険を顧みず救援に当たった自衛官たちの功績も大きいですが、もっとも大きかったのは天皇陛下によるビデオメッセージで自衛隊を最初に挙げていただいたことも大きく影響していると私は思っています。

 日本ではとかくマスメディアの情報は何もかもが鵜呑みにされてしまいます。

 しかし、彼らには「売り上げ」という数字に絶えず付きまとわれ、数字が伴わないものはおざなりどころか黙殺しているのです。

 元官僚が報道番組で官邸と局の対応を批判しましたが、あながちウソではないと私は思います。

 新聞など「一斉休刊日」などと自らの職務を放棄するようなことを決め、安穏としているほどです。

 日本人は気付いているのかどうか、日本のマスメディアはもう死んでいるのです。かつての瓦版やタブロイドと同等なのですが、誰もそれを理解しようとしていません。

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