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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/03:24

04170402 ごった煮

枝野幸男立憲民主党代表、筆者は嫌いじゃないのですが、何を血迷ったのか暴言+妄言を炸裂させてしまいました。日報問題で「防衛省・自衛隊をつくり直さなければならない・・・」まではよかったのですが、この後の発言は最悪でした。「警察庁や海上保安庁から幹部を半分以上送り込むぐらいのことをやらないと・・・」とやらかしました。自衛隊=警察=海保と理解しているわけですが、これは為政者として資質の問題になります。

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 世の中には、ものを見分ける能力に差があるのは当然です。でも、曲がりなりにも国会議員であり弁護士資格を持っていらっしゃいます。
 
  筆者が理解する弁護士さんは、多くの情報を冷徹な目で見分け分析し、依頼人を守るのが仕事だと解釈しています。事実、知り合いの弁護士さん(複数)は、アンガータイプではありません。落ち着き払い、話をよく聞き、ゆっくりと話をするタイプばかりです。

 そうであるはずの弁護士さんが、中華料理屋(自衛隊)さんのシェフが食中毒を出したから、フレンチ(警察)や和食(海保)の料理人と交代させるとは、あまりにも稚拙過ぎる話です。lawyerがliarになったとはシャレにもなりません。国会議員として資質に問題があります。

 もっと深い話をすれば、自衛隊の前身である警察予備隊は旧内務官僚(現警察官僚)が仕切っていました。長官・次官は元内務官僚で、隊員の募集・教育は国家地方警察(旧内務省警保局)が行っていました。

 枝野論では、自衛隊を先祖返りさせるわけですが、自衛隊の礎を築いた警察官僚たちが隠蔽体質を作り上げたとは思わないのでしょうか? またそれに戻すとは、何を考えてこうした発言をしたのか質さなければなりません。

 ウケ狙いだったのかもしれません。一般人や評論家ならまだしも、国会議員それも野党の代表がこれでは・・・アウト!です。

 野党の代表ならば、自衛隊だけでなく今回の一連の問題で明らかなように、公務員全体を門戸開放し、風通しのよい組織にすることが必要なのではにでしょうか?

 中途採用は当たり前。やる気をある人材を集め、純粋培養された大学出は下積みからやらせるなど改善すべき点はたくさんあるはずです。

 自衛隊について言うのであれば、筆者の知る限り「やる気」のある隊員ほど早くに退官します。自衛隊内で出世したいのであれば、遅れず・休まず・働かずを通すことに限ります。出る杭は打たれるどころか、完全に破壊されます。

 予備役制の確率、内部告(情報提供)を奨励するなど、訴えるべきはごった煮発言ではないはずです。

 安倍さんも資質が問われていますが、枝野さんもやっぱり資質が問われるとは、日本の政治はどうなっていくのでしょうか???
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