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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/20:42

09071047 その前に!

北方領土を返してもらおうと、プーチンさんにすり寄る安倍さんですが、軍事的な見地から北方領土返還はあり得ません。それをわからず、安倍さんは返還を求めているのでしょうか。

ロシアの対日外交については、筆者の「軍事学入門」(http://gunjigaku.blog.shinobi.jp/)で近く分析をアップしますので、そちらをご覧ください。


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樺太、現在はサハリン島と呼ばれる大きな島があります。長い歴史は省略しますが、日露戦争後のポーツマス条約で樺太の北緯50度以南がロシアから日本に割譲されました。

もっとも多い時期で、日本人40万人近くが移り住み、様々な産業が発展していました。昭和2089日ソ連が日ソ中立条約を破棄し侵攻。多くの戦争犯罪が起きました。戦争犯罪を問い質すものではありません。樺太にいまだに日本人残り、永住帰国を認めない「日本」があるということをみなさんに知って欲しいと思います。

戦後、集団引き揚げで多くの日本人が帰国しましたが、混乱や朝鮮人男性と結婚した女性などが帰国できず樺太に留まった日本人いました。

永住帰国するにも、書類の不備から日本政府から申請が拒否されるという事態も起きているそうです。突然の戦争で、戸籍や住民票など消失/喪失しており、書類が揃っている方が不思議だというのに、書類の不備で永住帰国申請を拒否するとは常識はずれもはなはだしい限りです。

こうした日本人を帰国もさせず、北方4島を返せとはあまりにもおこがましい話です。

日本のメディアでは、在留朝鮮人のみを大きく取り上げますが、多くの日本人女性が取り残されているのです。

それを無視して返されもしない北方4島を大きくアピールし続け、竹島はほったらかしのやられ放題。東シナ海では中国になめられ放題。大きな勘違いをしていると思うのは筆者だけでしょうか。

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