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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/28/08:03

09111622 やられたらやり返す! 倍返しだ!

こんなセリフがドラマから流行りました。

でも、筆者のような社会病質体質には「マジすか?」としか言えません。なぜか…どれほどやられるのか、全くわからないのですから、やられたらやり返す!は通用しません。一発で息絶えるほどやられることもあるわけですから、常日頃からやられないように気を配らなければならないわけですから、やられないようする!のが第一なのです。


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日本人が平和ボケと批判されることがありますが、北鮮の核実験に日本国民の反応がイマイチなところを見ると、やはり平和ボケのようです。それを批判しようとは思いませんが、やられてから騒ぐのは愚の骨頂なのを知るべきでしょう。

尖閣諸島問題でヒートアップする日中関係、国民など完全に無視して核開発に勤しむ北鮮。日本は東日本大震災以来の国難に直面していると筆者は思っているのですが、同じ思いでいらっしゃる方は多くないでしょう。

中国も北鮮も普通の相手ではありません。なぜなら、彼らは国民の多少の犠牲を覚悟すれば何でもやってしまう国なのです。

例えば、中国は「1億や2億国民が死んでもいい」と思えば、対米戦争もやってのけるでしょう。北鮮にしても同じです。ただ、中国はやる以上は負けられませんが、北鮮は負けても国民を騙せばいいだけのことですから、中国以上に危険な存在です。

もっと言えば、中国は冥界であり北鮮は冥界の番犬「ケルベロス」です。

北鮮は対米核兵器と言ってはばかりませんが、現実に第二次朝鮮戦争となった場合、日本は兵站基地となるのはわかりきっていますので、米軍基地+日本のインフラ破壊くらいはやってくるでしょう。

つまり、やられたらやり返すでは遅いのです。

北鮮は迷わず核弾頭の付いた弾道ミサイルを撃ち込んでくるでしょう。それではと、米国が核を使うかといえば、それは地理的な問題から不可能です。

「日本にSM3PAC3があるから大丈夫」と言いたいところですが、SM3は射程1200km、上昇限度500kmPAC3は射程20km、上昇限度10km程度と中間で迎撃できるミサイルはありません。完璧ではないのです。核を対馬上空で高空爆発させれば、韓国全土・西日本は完全にブラックアウトとなります。

交通機関、産業機械、医療機器等のコンピュータが機能しなくなり、銀行・証券会社・一般企業の情報機器から情報が消失し経済的な破滅状態となります。

宣戦布告などせず、ある日突然、韓国と西日本がブラックアウトして騒然となり悠々と北鮮軍が乗り込んでくることも考えられるのです。

少しは怖くなりましたでしょうか?

繰り返しになりますが、奴らは大義名分さえできれば何でもやります。そういう民族と我々日本人は対峙しているのです。それを絶対に忘れてはならないのです。

やられたらやり返すのでは遅いのです。

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