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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :08/01/00:24

10030951 スタンディングオベーション批判は侮辱なのか

ハッキリ言って、自民党のスタンディングオベーションは侮辱です。

侮辱というのは、安倍さんが口にした「現場では、夜を徹して、そして今この瞬間も、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が任務に当たっています。極度の緊張感に絶えながら、強い責任感と誇りを持って任務を全うする。その彼らに対し、今この場所から、心から敬意を表そうでありませんか」

と呼びかけました。

海保、警察、自衛隊ともに歴史ある機関であることは言うまでもありません。それを、なぜ今この時に敬意を表する必要などあるのでしょうか。


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「ウソ臭い」ものであり、安倍首相をヨイショしているとしか思えません。

それぞれの機関は、これまで様々な活動を繰り返してきました。昨日今日、活動を始めた組織ではありません。

これまで、何ら感謝もされず、存在は認められていても賛辞すら送られることはありませんでした。

それが、安倍さんになって「敬意を表しましょう」では、ウソ臭いとしか言い様がありません。

安倍さんの行為は明らかに侮辱です。

海保、警察、自衛隊に所属する人が皆侮辱だと感じていないかもしれません。しかし、安倍さんのミエミエの行為なのは明らかであり、もっとも怖いのは安倍さんは自民党・安倍個人の私兵と錯覚しているのではないかという疑念があります。

内閣・国会として初の試みかもしれませんが、今さら、そのようなことをされても何の意味があるのでしょうか。

それを臆面もなくやってのけ、批判には侮辱だと言い放つ。恥というものを知らないのでしょうか。

感情論でも許せなければ、国会という立場を考えると、起きてはならないことを起こしてしまいました。

安倍首相は「内閣」のトップで、行政機関の長で政策を実行すのが仕事です。国会のトップではありません。

国会は法律を作り、内閣をチェックする機関です。そこで、自民党の面々がスタンディングオベーションでは国会ではなく党大会のよな有様です。

あれでは、半島のカルト国家や大陸の共産主義国家と同じです。そう言われて「侮辱」というのはあり得ない理屈です。

まともな海保保安官、警察官、自衛官であれば「余計ないこと」だと思っているはずです。そんなことをすくらいなら、自民党国会議員の歳費を半額にして予算を増やせよ!と言うはずです。それほど、安倍さん、自民党の行為は軽薄であり浅薄な行為なのです。

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