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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/14:12

05071121 バカばっか!

敢えて言います!

バカばっかりです。


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何か事あるごとに、マスコミをマスゴミと揶揄する人が出てきます。これは、放射能と放射性物質と同じで、用法は間違っています。

マスコミ=マスコミュニケーションの略で、大衆伝達と意味します。マスメディア(テレビ・ラジオ・ネット・新聞・雑誌・書籍等)を使い、不特定多数の大衆(マス)に大量の情報を伝達することです。ですから、マスごみ=大衆がゴミということになります。

メディアは慈善団体でもなければ、NHKのように受信料収入がなく、広告料が収入の大部分を占めています。売れる、聴取率、視聴率、販売部数の〝数字〟が全てなのです。

ですから、被災地では数字につながる被災地ではない場所に居住する人にとって必要以上に「悲惨な光景(情報)」を提供するようになります。で、マスゴミなる言葉が生まれてくることになるのでしょうが、だからといってメディアを規制すればいいというものでもありません。

地震前に話題になっていましたが、右翼嗜好の女性議員がテレビ局が政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、電波停止(停波)を命じることができると答弁し問題になりましたが、低俗なるマスゴミを規制しようとすれば、政府によりメディアへの介入を正当化してしまいます。

マスゴミなどと言う前に、商売でやっている情報伝達屋だということを認識すべきです。

4191150分頃、栃木県矢板市の東北自動車道上り線で、矢板北パーキングエリアに入ろうとした陸自中型トラックが横転しました。とある報道では、「漫然運転が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている」だそうです。

さりげなく書かれていますが、「事故を起こしたトラックは熊本県で発生した地震に対処するため、北海道札幌市を16日に出発。20日に到着予定で熊本に向かっていた」とあります。

まともな神経があれば、北海道から九州に災害派遣で向かっていたわけですが、北海道から九州に向け4日間陸路で移動するという尋常ではないことに何の疑問も感じないのでしょうか。

軍事的視点では、自衛隊の機動力な低さを明らかにしているのですが、そうした疑問も差し挟まず、淡々と事故を伝えるだけ。一方では、被災地で自衛隊をヨイショ。今回のメディアは、東日本大震災のような凄惨な光景が少なく、報道の方針を決められないまま時間だけが過ぎていっているようです。

ですから、自衛隊を東日本大震災のように完全に持ち上げることをせず。東日本大震災で信用できないと批判した地震学者を引っ張り出し、今回の地震の構造と、南海・東南海地震に繋がるのではないかと注目を集めようとする有様です。

オタクが集まって自衛隊を持ち上げるのではなく、具体的な問題点を国民に伝えたいと思うのですが、政治と同じで防衛問題は票にならないのように無視するのではなく、数字にならないことを敢えて伝えて欲しいものです。

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