元自衛官の憂い The third
軍事的色眼鏡で見る世界
軍人は究極の合理主義者です。
合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。
軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。
家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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02241912 | ポチ |
あまりにも先鋭で気にもしませんでしたが、歴代アメリカ大統領の愛犬が注目されます。現大統領のトランプ氏の愛犬については、何の情報もありません。調べてみると、トランプ氏の隠された一面が見えてきました。
前大統領オバマ氏はボーとサニーという二頭の犬を飼っていました。その前のブッシュ氏も犬を飼っていました。 トランプ大統領がなぜ犬を飼っていないのか?
調べると、トランプ大統領は握手を嫌っているそうです。オーストリアの新聞によると、『病原菌への吐き気、外国人への嫌悪』という記事を見つけました。トランプ大統領は、病原菌に対し異常な恐怖感を持っており、それが理由で握手を嫌うのだそうです。不潔恐怖症、潔癖症という強迫性障害の一つです。このため、犬を飼うなどとんでもないというのがトランプ大統領なのです。ご本人も著書の中で潔癖症であることを認めています。
個人的には、犬よりも自分が注目を集めたいナルシストだからだと思います。
トランプ大統領が犬を飼っていないと言い切りたいところですが、遠く離れた地で忠実なゴマスリ犬を飼っていました。通称ポチ、その地ではシンゾーという名で呼ばれています。
トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦すると安倍首相が請け合ったというのは、エイプリルフールかブラックジョークとしか思えませんでした。
今回の騒動は海外ではシンゾーのポチぶりを皮肉るものがほとんどですが、猛獣使いと評価するものまであります。
猛獣使いも良いですが、国会での野党の追及への答弁にはポチどころか与太郎になってしまいました。トランプ発言の真意を質されて、「ノーベル委員会は推薦者と被推薦者を50年は明らかにしないのがルールなので、コメントは差し控えたい」とし、「事実ではないと言っているのではない」と推薦を認めてしまいました。
国会答弁で与太郎だというのは、野党議員がINF条約破棄、パリ協定からの離脱、移民排斥目的の壁建設などを例に、「日本国として恥ずかしいことだと思いますが、総理はどう思われますか?」との質問に、「いま、同盟国の大統領に対して口を極めて批判されたわけでございますが、米国は日本にとって唯一の同盟国であり、その国の大統領に対しては一定の敬意を払うべきだろうと、私はそのように思うわけであります」と答えました。これだけではありません。与太郎発揮です!「まあ、御党も政権を奪取しようと考えているんであれば、ですね」だそうです。
トランプ大統領批判を封じず、唯一の同盟国なんだから唯々諾々としていなければならないと平然と言ってのけただけでなく、政権政党ならばそれくらいの覚悟を持てと言ったのです。独立国家の首相ではありません。属州か自治州の首相の発言です。丁寧に日本語を日本人として解釈すれば、ポチはトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦する資格は無いかもしれないと、野党議員のトランプ批判を否定していません。傲慢不遜な大統領でも、ノーベル平和賞にほど遠い存在でもアメリカに従わなければならないと言っているのです。それでは、同盟国でなければ敬意は払わないという意味も含まれています。犬は飼い主に似るといわれますが、ポチも傲慢不遜さは飼い主譲りのようです。
外交、憲法改正と問題が山積していますが、実はポチくんは将来のビジョンを何も持っていないとも推測もできます。ポチくんは、飼い主に忠実でありおべっかを弄するだけなのでした。
動物嫌いのトランプ大統領、実は忠実な日本イヌを飼っていたなんて驚きです。
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