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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/24/12:59

02270113 領土問題

昭和27(1952)1月18日、韓国初代大統領李承晩が「大韓民国隣接海洋の主権に対する大統領の宣言」により、独断で海洋境界線を設定しました。同年2月8日、韓国政府は境界線を引いた理由を〝日韓両国間の平和維持にある〟として、「平和線」と主張しました。詭弁を弄するのは、今と変わりません。同年2月12日、アメリカ政府は境界線を認められないと通告しますが、韓国政府はこれを無視しました。



これだけ見れば、今も昔も変わらぬ朝鮮人気質と片付けられますが、昭和27年1月は朝鮮戦争が膠着状態となり休戦交渉が始まった時期と重なります。国土が荒廃し、多くの国民が犠牲になったにもかかわらず、領土問題に走るのは異常な精神構造がもたらすものです。



領土問題は一部保守系の人だけが興味を持つものですが、日韓基本協定が締結される13年間に日本漁船328隻を拿捕、日本人3,929人の身柄が拘束されました。銃撃による死亡、拘束時の虐待で死傷者を出した上に、拘束した日本人を釈放する代わりに日本が拘置する常習犯罪者、重大犯罪者の韓国人の釈放を要求。日本政府は要求を受け入れ、受刑者472人を釈放した上に日本の永住許可を与えました。



北朝鮮と同じ国家犯罪です。



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   保守とか革新などという小さな枠ではなく、日本人として怒りを感じないのでしょうか?   身柄を拘束され、餓死した日本人もいたと聞いています。ケガをしても治療もされず、徴用工、慰安婦どころではありません。



   ここまでされて、竹島は日本の固有の領土などと言っているだけで良いのでしょうか?   嫌韓で良いのでしょうか?



   昭和29年には海保巡視船に対し銃撃事件も起きています。銃撃事件が起きる前、巡視船に乗り組んでいた境海上保安部長に対し、韓国人警察官が「李承晩ライン、マッカーサーラインで見ても韓国領土であるだけでなく、第二次世界大戦終結後、日本講和条約まで何も言わずに今さら日本領土というのは韓国領土に対する侵略行為ではないか」と言い放ったと伝えられています。ヤクザ者の論理といいますか、これが朝鮮人の論理なのです。



   一方的に、〝ここからここまでオレのもの〟と主張したら自分のものになるなど国際的にも認められるはずがありません。マッカーサーラインは、日本の領土を決めたものではなく、漁業限界線を設定したもので最終決定ではありません。日本の領土が最終的に決められたのは、連合国との対日講和条約によってです。韓国は講和条約には戦勝国ではないため参加できませんでしたが、条約策定中の米国に対し竹島を日本領土から除外することを要求しました。



   この要求への回答が「ラスク書簡」と呼ばれるものです。〝この島に関しては、この通常無人島である岩島は、我々の情報によれば朝鮮の一部として取り扱われたことは決してない。1905年頃から日本の島根県隠岐支庁の管轄下にある。この島は、かつて朝鮮によって領土主張がなされたとは思われない」と記されていました。講和条約で、竹島の日本領として扱われたのは当然のことでした。



   講和条約第2章領域


第2条a項


   日本国は、朝鮮の独立を承認して、済州島、巨文島及び鬱陵島を含む朝鮮に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。



   こすっからい主張では、「済州島、巨文島及び鬱陵島を含む」の〝含む〟に竹島が含まれているというものがありますが、何をか言わんやです。 



   サンフランシスコ講和条約(正式名称:日本国との平和条約)署名国として韓国は参加を希望しましたが、日本と交戦状態にはなく、「大韓民国臨時政府」指揮下の軍隊も存在せず、他国は一切承認しておらず、署名国として参加することはできませんでした。


 


   ビックリするような話ですが、昭和24年1月7日、李承晩は対馬の領有を宣言し、日本に対して対馬返還を要求しました。さらに、「十分な信頼と信任により平和を愛する世界の国々との機構への日本人の受け入れに反対する」と主張します。反日であり領土欲に駆られた李承晩ならではのエピソードです。ちなみに、朝鮮戦争で追い詰められると、山口県に亡命政府を置くと6万人程度の韓国人受け入れを求めてきます。呆れてしまいます。



   ここまでされて、黙っているだけでいいのでしょうか?



   領土に対する思い入れの無い日本人ですが、保守・ネトウヨで沖縄の反米軍基地運動に「中国」「韓国」が関わっているとの指摘がありますが、これは都市伝説ではありません。2012年11月、ロシア、中国、韓国が「東アジアにおける安全保障と協力会議」が開かれました。



   ここで、中国外交部直属の中国国際問題研究所副所長が「日本の領土は北海道、本州、四国、九州4島に限られており、北方領土、竹島、尖閣諸島にくわえて沖縄も放棄すべきだ」と公式に演説しました。戦略上、沖縄の米軍は本当に中国には邪魔なのです。第一列島線を完成させるためには、最低でも沖縄を手に入れたいのが中国共産党の戦略です。台湾も手にでき、東シナ海から南シナ海と中国の内海にするのです。



   今一度、竹島を日本国民が考える時です。ヤクザ論理にどう対処するのか。無視していれば、相手が冷静になるという理屈は彼らには通用しません。憲法改正も否定はしませんが、こうしてかつての日本政府が棚上げにしてきた多くの問題を本気で解決する気概を持ってはいかがですか、安倍さん!




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