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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/31/03:00

07081142 ランチェスターの法則

ランチェスターの法則とは、1914年にフレデリック・ランチェスターによって発表されたオペレーションズ・リサーチにおける戦闘の数理モデルです。戦闘状況下での数理モデルではありますが、兵力を戦場にどう出すか重要であることがわかるものがあります。

兵力の逐次投入は絶対に避けるべきもです。兵力の逐次投入は、指揮官の愚であり、指揮官としての能力がの低さを表す指標となります。

安倍ちゃん、ともちゃん、しでかしてくれました。


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豪雨により福岡、大分で被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げます。

ニュースを見ていますが、今回の政府の対応にいくつか疑問があります。これは、政府の怠慢の可能性もあり、国民はこれらを追及しなければなりません。

なぜならば、東日本大震災後で訴えましたが、災害はいつ私たちに牙を剥くかわかりません。たまたま震災では被害に遭わなかっただけで、被災地に関心を持たないことは私たちに自身が被災した場合に、政府の対応が十分なものとならないことにつながります。

今回の豪雨では、「被害状況」の確認が難しいということです。これ、間違っていると思いませんか?

空自の偵察機による画像撮影、陸海航空機による偵察など様々な手段があるはずです。天候画理由で偵察できないのであれば、日本が誇る「情報収集衛星」があるはずです。

日本の偵察衛星は「情報収集衛星」と呼ばれ定義は、「我が国の安全の確保、大規模災害への対応その他の内閣の重要政策に関する画像情報の収集を目的とする人工衛星」とされています(内閣官房組織令第四条の二第2項第1号)。

災害が起きているのに、衛星により集められた情報が派遣部隊、被災地に提供されている様子は全くありません。何やってんですかねぇ~。

当初、自衛隊、警察、消防を6,700人規模で投入すると明らかにされましたが、この数は少ないと私は感じました。自衛隊だけで、この数字でも少なく師団単位を当初から投入すべきだったのではないでしょうか。

愛知県岡崎市の特殊車両が派遣されましたが、自衛隊は装輪式トラックで被災地に行き、消防は装軌式車両(1両だけですが)を持っていることにおかしな現実だと誰も思わないのでしょうか?

まだあります。風呂の提供はされても、自衛隊からの食事・食糧の提供は行われていません。風呂よりも食糧の方が先ではないでしょうか?

自治体側からの要請が無ければ出せないのであれば、自衛隊/防衛省サイドからオプションを提示すべきではないでしょうか。それでも要請が無ければ、政府が出て仲介すべきです。誰のための政府なのか自覚がないことがわかります。

威勢の良い話ばかりで実は中身が全く伴っていない安倍さん。このままでは、本当に私たちの身に危険が及びます。断っておきますが、私は革新系ではありません。反戦自衛官でもありません。

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