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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/25/21:59

10082111 公安調査庁がスパイ行為?

笑ってしまいました。公安調査庁が国外でスパイ活動をしていたと報道がなされています。

日本政府は「我が国は(スパイ活動は)絶対にしていない」と官房長官がコメントしましたが、官房長官のコメントは当然です。

スパイ活動が事実であれ、誤報であれ、国家がスパイ活動を認めることなどあり得ません。

この国の浅はかなところは、官房長官のコメントから「中国のでっち上げ」という見方が広まりました。


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公安調査庁は、日本に対する治安・安全保障上の脅威に関する情報収集・分析する「情報機関」と説明されています。

しかし、法務省の外局ですから、公安情報の収集が主ですから、国外でのスパイ活動など素人レベルです。

日本の情報機関とされる「警察庁警備局」「外務省国際情報統括官組織」「防衛省情報本部」、そして「公安調査庁」が挙げられます。

このうち、外務省国際情報統括官組織、防衛省情報本部は国外情報の収集等に長けていますが、「長けている」と言っても、そのレベルは三流です。

情報によると、一人は中国東部浙江省の軍事施設周辺で捕らえられた愛知県内の男性(51歳)は、元公安調査庁の職員だと言うのです。

身柄を拘束された三人は、やはり素人でたかり屋のようです。カネに困り「中国情報」を公安調査庁に売り込んだというのが真相だそうです。

一人は元公安調査庁職員。北朝鮮国境の遼寧省で拘束された男性(55歳)は脱北者だと言うのです。

うさん臭い情報でも、買い取るあたり、公安調査庁の素人ぶりが発揮されているところでしょう。

公安調査庁が素人を使って、ヘマをしてパクられたというのが真実のようです。

公安調査庁の本来の仕事は、監視対象は共産党、新左翼過激派、オウム真理教などで、海外での情報収集活動は任務にはありません。

国外でのスパイ活動が素人ですから、専門的訓練もありませんし、海外諜報活動など無理なのが現実なのです。

公安官僚が安倍首相の鼻息にごまかされ、先走ったのが今回の状況ではないでしょうか。

一部の情報では、拘束された日本人はスパイ活動を認めているというのですから開いた口が塞がりません。

日本政府は「無実の日本を釈放しろ」とは要求できないのは当然です。

筆者の推測したミリオタなら救いようもありますが、これでは、中国でスパイとして裁かれることになるでしょう。

そして、次のカードは日本に対する圧力となり、また日中関係は闇に深く沈み込むことになるでしょう。

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