元自衛官の憂い The third
軍事的色眼鏡で見る世界
軍人は究極の合理主義者です。
合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。
軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。
家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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(08/01)
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(07/20)
(07/12) |
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07241025 | [PR] |
09060928 | 台風 |
猛烈な台風が接近しています。
瞬間最大風速50mを超える風だと、これは〝スーパー台風〟だと認識してください。
短期間のサバイバルでは、安全な場所を確保することが第一条件です。乳幼児を除き、健康であれば人間は3日間は飲まず食わずで生存が可能とされています。ですから、台風などの災害時は安全な場所を確保することが重要なサバイバルの条件です。
地球温暖化の影響で、日本は亜熱帯地方となっています。これまでに経験したことがない大雨、そして猛烈な勢力の台風が証拠です。
災害時、生き残るためには知識だけでは、的確な行動はできません。
知識とは
①経験または教育を通して得られた専門的技能。
②特定分野もしくは一般に知られていること。
③事実または状況を経験することで得られた認識
つまり、温帯気候だった日本が亜熱帯気候に変わり、私たちが経験したことがない状況がまさに今なのです。
地震は予期しない場所・時間で私たちに襲いかかりますが、台風は別です。事前に進路予測がなされ、勢力も推測されて情報が伝達されます。
台風が近づいてきたら、どのような準備をしておけば自分の命が守れるのか検討する猶予があります。
災害時、知識だけではうまく行動することはできません。知識は経験に基づくものもあり、これまでに経験したことがない災害に見舞われた場合、的確な行動は難しくなります。
生き残る本能に頼らざるを得ません。周囲の変化に気付き、とにかく行動することです。
自分の住まいが、河川に近い、急傾斜地、扇状地なのか知ること。そして、それらが揃った場合、何が起きるのか想像する。
防災マップなども参考になります。時間に余裕があれば、住まいが地山なのか盛り土された土地なのか等々知ることも重要です。住まいがどのような要素を持った土地にあるのか、それを知れば危険予知が可能です。
今はただ災害が起きないことだけを願うだけです。
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