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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/23/21:57

09081047 習近平の真実

中国軍機に対する空自のスクランブル回数が極端に増えています。
これは、中国空軍の示威活動の一つであり、より大きな計画(後述)を達成もしくは、計画が存在すると空自(自衛隊・日本政府)に対し信じ込ませるのが目的です。
それは、尖閣諸島を誰が支配下に置いているかアピールしているものと私は考えています。いわゆる、〝三戦〟の一環です。

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中国・習近平はコロナ感染が世界中に広まると、完全に自分を見失っているかのようです。世界が、コロナを理由に自分を糾弾し責任追及をしていると思っているかのようです。
 
事実、習近平がトラブルを抱えたのは、日本だけでなくアメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・インドと同時にイザコザを起こしています。そこには計算もしたたかさもない病的な発想による行動のようです。
 
まず、米中関係は国交樹立以来作の状態です。アメリカ政府は南シナ海での中国の領有権主張を「違法行為」とし、「ウイグル人」の人権蹂躙に中国共産党政府高官への制裁を発動。「国家安全維持法」が施行された香港への優遇措置を廃し、台湾に武器売却を承認しました。経済面では中国製品に制裁関税を継続させており、アメリカ企業に対し中国からの撤退を促し、ファーウェイの封じ込むに注力しています。トランプ大統領は6月には中国とのデカップリングについて言及までしました。
 
中国は対米関係を落ち着かせる気はないようで、人民日報系の紙面に元対外連絡ぶ高官の論文を掲載。論文で「米中間の闘争の全面的エスカレートに備えよう」と呼びかけています。これでは、米中戦争はそう遠くないことのようです。
 
カナダとは6月に2名のカナダ人を中国がスパイ罪で起訴し、カナダ政府はこれに猛抗議。トルドー首相は「非常に失望している」とコメント。中国がカナダ当局に拘束されているファーウェイ幹部との交換を求めましたが、カナダ側はこれを拒否しました。
 
これまで中国と良好な関係にあったオーストラリアとは、4月にモリソン首相が新型コロナウイルス発生源調査を訴えると、中国はこれに逆ギレし5月からオーストラリア産大麦への制裁関税、中国人へオーストラリア旅行自粛を呼びかけるなどヒステリー状態。6月に中国が「香港国家安全維持法」を成立させると、オーストラリア政府は香港との犯罪人引き渡し条約を停止。中国はさらなる強い反発に出ました。オーストラリアは対抗手段として、香港からの移民受け入れを検討しているとの情報も流れています。
 
イギリスとは香港問題で、イギリス政府が香港市民のイギリス市民権・永住権の申請を可能とする方針を明らかにしました。中国は「重大な内政干渉」と反発、撤回を求めました。イギリス政府はこれを無視。7月になり5G関連の設備からファーウェイ排除を決定しました。
 
インドとは国境紛争を起こしました。6月、国境地帯で中印両国軍が殴り合いになったと伝えられ、インド軍側が20名の死者を出したと公表されました。インド国内で反中感情が急激に高まり、中国製品のボイコット、対中関係見直しなどインド全体に広まっています。
 
全てが中国だけの責任とは言いませんが、ここまでくると明らかに異常です。
 
中国・習近平が何をしたいのか。どこへ向かおうとしているのか。全く推測すら出来ない状況になっています。これは、コロナ以上の脅威です。この事実を、深く理解し、日本は中国とぶつかり合う国々とともにどう行動するか今が重要な時期なのです。敵前逃亡した首相ですが、これを有耶無耶、無かったことにするようなことになれば、日本は世界からの信用を完全に無くしてしまうでしょう。国として、あってはならないことです。
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