元自衛官の憂い The third
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01190920 | 情は人の為ならず |
「情をかけることは、その人の為にならないので何もすべきではない」という意味だと思い込んでいる人が少なくありません。話題になったので、本来の意味を知った人も増えたとは思いますが、こうした勘違いがやがて事件や事故を招いていることは意外に知られていないのではないでしょうか。
筆者が年明けからテレビ・新聞・ネットなどで話題になっているニュースなどを見ていると筆者には理解不能なことが少なからず起きています。
何よりもビックリしたのは、「会社の大事な会議に遅刻できない」と40代の男性が、緊急停車した列車の窓から線路に降りて、駅に向かって歩き出した事件です。
このお騒がせ男のお陰で、上下線41本に最大で1時間の遅れが出ました。影響を受けたのは64,000人だそうです。どれだけ大事な会議だったのかわかりませんが、64,000:1で1の都合を優先していいなどということは絶対にあり得ません。
とあるテレビで100人に、このお騒がせ男を理解できるか街角で尋ねたら、100人中12人が「理解できる」と回答したというのです。この国も先が見えてきました。
毎年のことですが、成人式で暴れる新成人の存在もよくわかりません。
水戸市で新成人の代表が「誓いの言葉」を述べていると、一部がマイクを取り上げ、「あめえが挨拶してんじゃねえ、このやろー」「なめんじゃなーよ」などと騒いだというのですが、そこまでやってしまうのは大人の世界では「行きたくない」からだと教えてやるべきです。
こういう新成人には、きちんと「来るんじゃねえ!」と言うべきでしょう。
成人しためでたい席で騒ぐのですから、実名報道すべきなのは当然なのですが、なぜか実名は出てきません。
ココイチの廃棄したものを転売した産廃業者にも驚きました。「産廃業者」といわばゴミ屋さん。ゴミ屋さんから「食べ物」を仕入れるとは、わかりきってます。安く上がればなんでもOKとかバレなければなんでもOKといった具合にモラルのロックが解除されてしまっています。
ベッキーさんの不倫問題ありました。
筆者が不思議に思っているのは、相手の男性をメディアが取り上げないことです。男女平等、つまりどちらにも同等の責任があるわけですから、ベッキーばかり責めるのは大間違いです。
大間違いといえば、LINEのやり取りが週刊誌に掲載されたというのは驚きました。
法律の素人でも、プライバシーの侵害です。それを週刊誌が率先してやってのけるのは、さすが瓦版を先祖に持つ日本メディアです。売れれば何でもあり!
「不倫関係は公序良俗に反するもので、責任を負わない」と週刊誌は反論しそうですが、刑事問題になるのはどちらかを考えれば、そんな反論など無意味なのがわかると思います。
刑事問題といえば、俳優が一般男性を殴って逮捕されたニュースが流れました。「○○さん」となぜか“さん”付けでした。人を殴って逮捕されてさん付け? 公序良俗に反する不倫は国民の敵?
間違いどころか狂っているニッポンです。
少子化が叫ばれる一方で、子供への虐待で死なせる無責任な若い親が増えています。
虐待事件が明るみに出ると、決まって「なぜ止められなかったのか」とメディアは大合唱。見てるこちらは呆れるしかありません。法律・システムの問題があるからに決まっていますが、いつものようにいつもの如く「なぜ」といわれても…。
つい最近では、危険ドラッグを吸引して車を運転して1名を死亡させ、7名を負傷させて懲役8年だそうです。人を一人殺して、8年の懲役とは情けなくなります。法律上は「危険運転致死罪」だそうですが、ラリってしまうクスリをやって車を運転したのですから、殺人と同じだと思うのは筆者だけでしょうか?
このように、日本には摩訶不思議なことが起きており、それについて誰も疑問を口にしません。
解決済みだと言い張っていた日本政府が、日韓関係を修復するのにまたカネで解決しようとする日本政府はバカなのでは?
それだけではありません。通貨スワップを再開するとは、確か断って来たのは韓国さんのはずです。断って来た相手が、困ったら助けてと言ってきたから助けようとは、やっぱりバカです。
勘違い野郎や無関心を許しておくと、やがてはバカが大手を振って歩く世の中になるのでしょうか。
お先真っ暗ニッポンです。
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