元自衛官の憂い The third
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05120150 | 拉致問題の真実 |
無条件で日朝首脳会談に臨むと安倍さんは意気込んでいますが、拉致問題について日本人としてよく考え直すべきだと私は考えています。
北朝鮮の核弾頭を搭載した弾道ミサイルの脅威にさらされている私たち日本人ですが、拉致被害者家族は何の前触れもなく家族を奪われたのは、今の私たち、核攻撃の脅威におののいている以上に怒り、恐怖、悲しみに満ちています。
自分の国に住んでいて、何の罪過も無く生活していた人を拉致していったのです。国が守れなかったばかりか、中には捏造と言った日本人が居たのです。
和田春樹(全共闘シンパ・東大名誉教授)
「横田めぐみさん拉致の情報は、その内容も発表のされ方も多くの疑問を生むものである。以上の検討からして、横田めぐみさんが拉致されたと断定するだけの根拠は存在しないことが明らかになったのである」
この発言は北朝鮮による拉致を否定しているとしか受け取りようがないのですが、北朝鮮が2002年拉致を認めると、和田氏は「拉致の存在そのものを否定したわけではない」と釈明しました。
お亡くなりになっているので否定的な話はしたくありませんが、事実としてお話しします。
土屋公献(元日弁連会長)
「拉致問題は存在せず、国交交渉を有利に進めたい日本側の詭弁である」「日本政府は謝罪と賠償の要求に応じるどころか、政府間交渉で疑惑に過ぎない行方不明者問題やミサイル問題を持ち出して朝鮮側の正当な主張をかわそうとしている。破廉恥な行動と言わざるを得ない」
北朝鮮が拉致を認めると、「裏切られたという思い、強い憤りを感じる。北朝鮮政府の言うことを信じ、大勢の人々に対し様々な講演で拉致は無かったと説明してきたことを申し訳ないと思っている」と釈明しました。
辛淑玉、吉田康彦なども拉致を否定していました。知識人と呼ばれるコメンテーターですが、個人ならまだ許容できなくもありませんが、あってはならない「政党」がHP上で拉致を否定していた事実は見逃せません。
社民党です。
「韓国安全企画部や産経新聞のでっち上げの疑惑があり、少女拉致疑惑は新しく創作された事件というほかない」と事件は捏造であるとしていました。これは、北川広和の論文をそのまま掲載したものです。社民党は、ほかにも拉致問題をでっち上げとしていました。〝朝鮮人差別〟だと…。
左翼信奉者だけならまだ救いはありますが、日本政府も動きが鈍かったことは否定できません。拉致被害者家族が警察庁を訪れて情報を求めても、「捜査上の秘密」として何の情報も得られず、法務省人権擁護局では「我々の仕事ではない」と取り合ってもらえなかったそうです。外務省では、「誠意をもって取り組む」と言葉だけの対応。一方では、日本政府は北朝鮮への食糧支援は積極的でした。
これは、由々しき事態です。東日本大震災、原発事故などの復興を地方自治体任せにして国は素知らぬ顔をしているのと同じです。私たちが国の関与がどれほどなのか注意を払っていないと、私たちに禍が降りかかった時、国は責任逃れ走ります。なぜ、責任逃れに走るのか…簡単です。責任を取らされるのを恐れるからです。安倍さんだって、威勢の良い話はしますが、積極的に解決しようなどと思っていないことが誰でもわかるはずです。〝選挙の支持票集めに使えれば良い〟程度の対処しかしていません。
食糧支援に積極的だった政治家は、田中真紀子、畑恵、土井たか子、鳩山由紀夫です。売国奴どころか、北の工作員かもしれません。
しかし、怖いです。皆さんは怖くなりませんか?
ごく普通に生活していて、ある日突然北朝鮮に連行されてしまうんです。政治家は、そんな国を相手に交渉などと言っているのです。報復すら出来ない「国」で本当に良いのでしょうか?
それが、憲法に自衛隊を明記するだけで本当に良いのでしょうか?
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