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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :08/25/20:48

10010948 爆発させたら原爆ではなく水爆になった

様々な批判や擁護のある衆院選ですが、私は安倍さんは爆弾を抱えて自爆攻撃を仕掛けたら、その爆弾は安倍さんの読みでは「分裂」するはずだったのが、「融合」エネルギーを生んでしまい予想以上の破壊力になってしまっていると思います。


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 小難しい話になりますが、爆発(エネルギー

)を生み出す仕組みの違いで、原爆と水爆に分けられます。この結果がどうなるか、つまり放出されるエネルギーは全くの未知数です。

 小池さんも安倍さんの奇襲に耐えきれず、自ら党首に就任するという勝負に出ざるを得なくなりました。若狭さんと細野さんでは、ただオロオロするばかりで、一気に勝負に出た、出ざるを得なかったという図です。

 しかし、安倍さんの奇襲効果は小池さんを引っ張り出す効果を生みました。日本初の女性首相を目指す小池さんにとって、千載一遇のチャンスであることは確かです。

 ただ、都知事を辞任することになれば、後継候補もいませんし、都民にとって「裏切り」としか映りません。小池神話の崩壊にもつながり、チャンスであり重大な岐路ともなっています。

 小池さんは、東京五輪後の選挙で国政に戻ることを描いているかもしれません。しかし、年齢的な問題も出てきてどうなるか…ですから、一部では今回の選挙が最後のチャンスだとする専門家もいます。

 だからと言って、安倍さんの選択した解散の大義がないことに変わりはなく、内閣改造を済ませたばかりで「国難突破」などと言ったところで、それは表向きの話でしかなく、解散総選挙をこのタイミングでやる意味は見い出せません。

 赤字財政を立て直すべき増税の使い道を変えるというのは、国民が負担する税金の使途を変えて、さも国民のためだと言わんばかりに主張するのは納得できません。

 北朝鮮問題をこじらせた責任、企業を儲けさせ、多数の国民へは恩恵がない経済政策など安倍さんの製作には突っ込みどころ満載です。一強他弱の自民党内でも不祥事を連発させたのもまた事実で、こうした選挙結果を出した我々にも責任はあります。

 「国難突破」はある意味事実かもしれません。国民がどう選択するかで、この国の未来は変わるでしょう。それほど重大な意味を持つ選挙となるでしょう。

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