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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/16:11

07010845 猛者

一部では擁護する意見が出ている豊田真由子議員ですが、擁護している方は、この人、かなりの猛者で出るべくして出て来きた話です。秘書に〝はめられた〟なんて話も出ていますが・・・そんなタマではありません。他人にはめられるよりは、はめる側の人です。自分の選挙区ではないからと興味を持てない方がほとんどなのはわかりますが、擁護などできる人物ではなく、看過すれば日本の将来に少なからず影響を及ぼすことでしょう。


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2014417日の春の園遊会の入場者チェック段階で起きました。宮内庁が決めている園遊会招待客への規則では、招待者の配偶者は同伴できるという規則になっています。

にもかかわらず、規則を無視して招待者以外を同伴して入場したため、宮内庁が衆議院に対し規則の周知徹底を要請する事態になりました。

園遊会当日、豊田真由子議員は母親を伴って、赤坂御苑の国会議員用の受付で同伴者について「事前に夫から母親に変更する旨を連絡した」と説明をしました。

ここで既に間違っているのです。前述の通り、「招待者の配偶者」しか入場できないのにもかかわらず〝連絡した〟と主張したわけです。ウソくさいですね。

困惑した宮内庁受付の担当者が「いつ、どこの誰に連絡したのか」を尋ねます。当然です。すると、豊田真由子議員は言葉を濁し具体的な説明はしなかったそうです。宮内庁の職員が招待者とその配偶者以外は入場できないと説明したところ、豊田真由子は烈火のごとく怒り大声で宮内庁職員を面罵したそうです。

「私のこと誰だと思ってんのよ!」くらい言ったんでしょうね。

豊田真由子議員は宮内庁職員が手に持っていた配偶者用のネームプレートをひったくり、それを自ら母親の胸に付け、勝手に会場に入ろうとします。

宮内庁の職員は、母親は入場できないことを再三にわたり説明し理解を求めます。すると豊田真由子議員が今度は母親のことを「私の配偶者だ」などと主張し始め、無理やり中に入ってしまいます。

宮内庁側は、園遊会はおめでたい場でもあり、騒ぎを避けるべきとの判断から、職員らは豊田真由子議員を強制退場は避けたと伝えられています。

この時のマスコミの取材に対し、豊田真由子議員は「わたくしの誤解により、関係の皆様にご迷惑をおかけいたしました。以後、厳に気をつけます」と回答しています。

それでも今回の一件で擁護できますか?

園遊会ですからね。陛下がお見えになる場に、母親を連れて「配偶者」と言い張るのは、並大抵の神経では絶対にできません。

名前は出ませんでしたが、宮内庁から衆議院に園遊会の招待者の規則の周知徹底を要請したというニュースを聞き覚えのある方はいると思います。これだけでも、充分に国の恥です。

笑ってしまいましたが、擁護派と思われる話が出て来ました。明らかな情報操作ですが、かなり無知な人が流しているようで議員のレベルと、その取り巻きだと推測すればさもありなんです。

豊田真由子議員の怒りの発端は支持者に送るバースデーカードの宛名と中身が47通も入れ間違いをしていたからだというのです。47人分のバースデーカード、赤穂浪士でしょうか?

バースデーカード47通。おかしな数字だと思いませんか?

支持者が多いのかもしれませんが・・・ごくごく常識的に考えれば、バースデーカードは年賀状と同じで、誕生日から数日内に届けるものです。一週間で考えれば、発送するのは月曜日と木曜日の2回といったところでしょう。

1ヶ月の間に47通、47人の誕生日が集中するのはあり得るかもしれませんが、数日間で47通はあり得ない数字です。懸賞当選ではないのですから。もう少し信じられるデマにして欲しいものです。

ちなみに公職選挙法にこんな条項があります。

(あいさつ状の禁止)

第百四十七条の二  公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域)内にある者に対し、答礼のための自筆によるものを除き、年賀状、寒中見舞状、暑中見舞状その他これらに類するあいさつ状(電報その他これに類するものを含む。)を出してはならない。

本人もお粗末ですが、擁護する人もお粗末だったというオチです。

どういった理由があるにせよ、議員たる者が「ハゲ〜!」とは低俗すぎです。ヒステリックというよりも、狂気の世界の住人のように私には感じました。それに、どれほどの怒りを感じても、「ハゲ」とは容姿のことであり、その人の能力とは一切関係のないことです。同じハゲとして言わせて貰えば、明らかなハゲ差別です!

こうした事件が起きると、周囲の反応からその人の思慮分別がにじみ出てしまいます。

河村建夫元官房長官は「ちょっとかわいそうだ。あんな男の代議士はいっぱいいる」と述べました。エ〜〜! 国会議員の秘書はパワハラの世界なのでしょうか?

麻生太郎副総理も「あれ女性ですよ女性。男と書き間違えているんじゃないか」と述べていましたが、これって女性差別なんじゃないですか?

そんなのありなのでしょうか。

豊田真由子議員の経歴を見ると、私など足下にも及ばない優秀な方でいらっしゃるのがわかります。東大法学部卒、厚労省入省、ハーバード大大学院修了。衆院議員当選ですから優秀な方なのが一目でわかります。

しかし、国民により選ばれた代表が他者を思いやる心が無いというのは、まず経歴以前の問題です。園遊会騒動、秘書へのパワハラと国会議員として欠格していることは誰の目にも明らかです。早く辞めさせましょう!

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