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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/07:05

06271419 「起こり得ない」から「起こり得る」になったいま

平和な国だと思います。立法府の構成員である議員が秘書を罵倒し暴力をふるい、家族にまで危害を加えると脅す。首相はおトモダチとの関係を疑われ、丁寧な説明どころか短気そのままの対応。それも国会で・・・。

そんなことしている場合なんですかね?


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人それぞれ、物の感じ方、見え方など違うものですが、それが大きくずれていたりするととかくトラブルの種になります。

狂気じみた罵倒と暴行をはたらいた議員は、典型的な「不平不満の多い人」のようですが、自分の置かれている立場を考えるだけでなく、あのような行動は人間性自体が疑われてしまいます。

少しずつと言いますか、ようやくと言いますか、日本政府が北朝鮮の弾道ミサイルの脅威を国民に訴えるようになってきました。

端的に表現すれば、「起こり得ない」から「起こり得る」ものに変化していますし、現在の状況は「あってはならない」といった状況です。

さいたま市で防衛問題セミナーが開かれましたが、北関東防衛局が主催してというのですが、私の知る限りでは「地方防衛局」がこうした催事を担当する理由がよくわかりません。

制服組の自衛隊でもアピールに躍起になっているようですが、事実を覆い隠し現状で事態を解決できるといった印象付けが国民にされた場合、事が起こった時に何も出来なかったでは済まされないと他人事ながら感じています。

内閣官房や官邸からミサイル攻撃を受けた際の注意点等が出されています。

それによれば・・・着弾当初は、行政機関の指示に従って適切に避難するように薦めています。具体的な避難場所としては、「堅牢な建物」「地下街」が挙げられています。

あくまでも個人的にですが、着弾当初は弾頭が通常/核/化学/生物であるかは自衛隊による分析を待たなければなりません。核弾頭であれば威力の大きさから調べるまでもありませんし、警報が出されても日本には残念ながら避難して命を守れる場所はありません。

通常/化学剤/生物/核物質の弾頭であった場合は、確実な分析が必要になります。ただ、化学剤/生物弾頭は効果が不確実であるため、弾道ミサイルの弾頭に搭載されることはないと思います。私は金正恩に、化学剤/生物剤をつかうのであれば、「我が工作員にやらせましょう」と進言します。自ずと弾頭は通常/核/核物質弾頭に限定されます。

希望としては、弾道ミサイル攻撃を北朝鮮(金正恩)が決意した時に、複数を同時もしくは分単位の時間差で発射しないことを願うだけです。仮に同時多発をやられたら、日本のミサイル防衛体制では撃墜することは不可能です。

であれば、日本は北朝鮮にミサイルを発射させない環境を造成するしかありません。しかし、現実的には米国のやり方に追随するだけ。日本としては「制裁」しか手立てをしていません。

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