元自衛官の憂い　The third

皆さんはニュースをどう見聞しますか？

筆者の場合、まず疑ってかかることにしています。災害報道に関してだけは別です。

事故のニュースなどでよくありますが、「○人の死傷者が出ています」とテレビで流れますよね。

この○にどれだけの数字が入るかで興味を引きますが、その数字が多ければ多いほど、受け手は“ひどい事故だったんだ”と思います。

しかし、死者1名・負傷○名となると印象が全く別のものになります。

ニュースも発信者の意図がありますので、そこいらへんを差っ引いて受けないとダメということです。

[1回]

性格からなのか、かつての仕事の影響なのかはわかりませんが、ニュースをジグソーパズルのようにすると見えないものまで見えてくることがあります。

時には、見えているのが幻想だったりすることもありますが、なかには全部がつながることもありなかなか面白いので皆さんにもお勧めします！

翁長沖縄県知事が、スイスのジュネーブにある国連欧州本部人権理事会で演説したそうです。中身は当然、基地問題です。

かつては「国連人権委員会」と呼ばれた組織で、慰安婦問題などで日本に勧告してきました。ここには、日弁連が絡んでいますが、翁長さんのおそばに控える女性弁護士は有名な人権派弁護士です。

外遊とか言ってスイスに行かれた翁長さんですが、実際はこの演説が目的だったのがわかります。

沖縄の普天間基地移設問題の発端になったのは、鳩山由紀夫氏です。

行動が理解できないことから、宇宙人などと呼ばれていますが不思議なパズルを持っています。

今年の3月、反対を押し切りクリミア訪問をしました。そこで言ったのが、「日本人は洗脳されている、ロシアはロシアのクリミア併合は正しい」と唖然とする発言をしました。

宇宙人・ミスターハトヤマですから、何を言っても許されますが、祖父の鳩山一郎氏は、昭和31（1956）年に日ソ国交回復を果たしているのです。

つまり、鳩山家にはソ連とのパイプがある可能性が推測できます。

パイプのある鳩山氏が、ロシアに行って何を言い出しても不思議はないのです。あくまで推測ですが…。

鳩山氏は中国に2013年に招待され、「尖閣諸島、沖縄は日中間の係争地」と発言しました。尖閣諸島だけでなく、沖縄まで入れてしまったのです。

これは、どれほど重大な発言かといいますと、係争地ですから領土問題が解決していないということで、中国にとって感謝されるのは当然です。

そうです！　この人が、「県外移設に県民の気持ちが一つならば、最低でも県外の方向で、我々も積極的に行動を起こさなければならない」と言い出したのが尾を引いて現在の問題になるわけですが、当時は裏技でも持っているのかと思っていましたが、実際には何の考えもなく言ってしまったようでした。

しかし、これが現在の問題にまで発展させる意図があったとしたら…クリミアに行ったり、中国に招待されたり、韓国で土下座するのも納得できませんか？

左翼思想です。

あくまでも「推測」ですが、つながってしまうからニュースを見聞きすることはやめられません。