元自衛官の憂い The third
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居るのはわかっていましたが、こうも表に出てくるとはかなりの報酬を手にしたんでしょうね。
不倫に次いで政界の賄賂と大スクープを連発する『週刊文春』ですが、筆者のような立場から見ると驚かされます。
標的にされたのは甘利利明経産相。告発者は『文春』には実名だとして名前を公にしていますが、興味深いのは会社名が匿名というのがまず第1の疑問です。100点満点でこれだけで-10点。秘書との会話録音-10点、毎回記録を残す-10点、そして渡した現金のコピー-20点。今回の記事の信用度は話半分と筆者は受け止めています。
考えれば誰にでもわかります。素人さんが、録音や記録はしても、現金のコピーなど絶対に思いつきません。つまり、調査の関係に携わった経験者。それも徹底しているところを見ると、元公務員の調査の元プロということが推測できます。内調(内閣情報調査室)、公安警察、公安調査庁、防衛省情報本部、海保警備救難部などの出身ではないかと疑われます。
建築関係に携わっていた筆者からすれば、建設会社はとかく反社会集団と関わることが多く、建設会社の「総務」担当は警察OBが天下ることが少なくありません。普段は無駄飯を食っているようですが、反社会集団との争いにはこれまでの知識と警察組織をフル活用対応し会社に安寧をもたらしてくれる心強い存在です。
外国人のビザ申請の便宜を図ってもらおうと公設秘書との面会には、『文春』の記者まで連れて写真撮影までしているのですから、なかなかのやり手です。
それによりも最も疑問なのは、なぜ建設会社が千葉県白井市にあるというのに、神奈川県選出の甘利氏の元に行ったのかということです。千葉県白井市は千葉13区で白須賀貴樹氏の所に行くべきでしょう。
こうなると甘利氏に罠にはめたとしか言いようがありません。
テレビでは白井市の建設会社に取材に行くと取材拒否だそうで、これでは建設会社は告発を望んでいなかったか、利用されたと考えるのが通常です。
でも、国内の反自民党側の工作ならまだいいですが、これがもし外国の工作機関の息がかかっているなどとしたら重大な問題です。
意外に知られていませんが、田中角栄元総理大臣がピーナッツで追い詰めたのはアメリカによる工作だったことを考えると、アメリカの交渉代表を怒鳴りつけた甘利氏ですから、何らかのしっぺ返しがあったと考えてもおかしくありません。
スクープをすっぱ抜いたように見える『文春』ですが、『文春』は利用されたという間抜けぶりをいかんなく見せつけてくれています。『文春』さん、よ~く考えてみたほうがいいですよ!
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