元自衛官の憂い The third
![]() (08/07)
(08/01)
(07/29)
(07/20)
(07/12) |
|
07291533 | [PR] |
07082032 | 防衛白書「中国」巡り了承されず? |
防衛省は7日の自民党の部会(政務調査会:国防部会)に今年の『防衛白書』を提出しましたが、出席議員から中国について記述が足りないなどの意見が相次ぎ、防衛白書は了承」されないという事態になりました。
「違法なガス田開発をしっかり記述すべきだ」「南シナ海の埋め立てがわかる鮮明な写真を使うべきだ」など、三バカトリオにならって鼻息の荒い主張です。
でも、私の記憶では白書は自民〝党〟の政務調査会の承認ではなく、法定白書は閣議決定から国会に提出されるものと、非法定白書は閣議了解を得て公表されるもの、その他となっているはずです。どこにも、たかが〝党〟の政務調査会の「了承」を必要とするものなどありません。
中国の脅威を煽り、安倍内閣の安保法制に国民の理解を得ようとするのがミエミエです!
三バカトリオの発言と同じです。この人たち(自民党の国会議員)、ファシズムにまっしぐらに突き進んでいることをわかっているのかいないのか。
予算額は多くても、末端まで行き渡らない防衛省の予算なのですから、無駄なことはさせないで欲しいものです。
大西英男、井上貴博、長尾敬、百田尚樹、。自民党三バカトリオ+愛国で金を稼ぐ作家です。茶坊主と太鼓持ちとも言えますが、そんな面々が集まったところでろくなことになりません。
「マスコミを懲らしめる」大西、「マスコミを叩いた」井上、「沖縄の世論はゆがみ、左翼勢力に完全に乗っ取られている」長尾、そして、「沖縄の2つの新聞は潰さなあかん・沖縄のどこかの島でも中国に取られれば目を覚ますはず」百田。
詳細は省きますが、過激を通り越して右翼顔負けの発言です。
百田が釈明して迷走して失笑を買いました。
でも、新聞社を潰せなどとは民主主義ではあり得ないことですが、民主主義でを標榜しながらあり得ないことをやってのけた国を思い出しました。
日本人の中で嫌いな人、信用できないと思っている人が大幅に増えた、あの「国」です。
2013年11月、韓国憲法裁判所に「統合進歩党」に対する政党解散審判を請求しました。統合進歩党の綱領と活動が、大韓民国憲法の民主的基本秩序に違反している違憲政党だとして解散決定を請求しました。
民主主義国家だとは名ばかりなのがわかります。韓国では、政府による政党の解散や政治活動の禁止は、独裁政権時代に政治的反対者を弾圧する手段として〝悪用〟されてきました。李承晩、朴正煕、全斗煥がこうした弾圧を行ったのは有名です。そして、朴正煕の娘と民主主義などどこへやら。
筆者も嫌韓、疑韓ではありますが、この国も韓国に似てきたわけです。筆者は嫌日、疑日になりそうです。
でも、この国の多くの人がわかってない、筆者もわかってないのかもしれませんが、どこに責任があるかまったくわかってないところがあります。
中国を批判するのも結構ですが、ここまで歴史をネタに日本叩きをするのは日本の外交政策をミスったからにほかなりません。韓国も同様です。北朝鮮も。そして、民主党が政党の体をなしていなかったからと、闇雲に自民党に投票した人、無関心を装い選挙に行かなかった人、ファッショにまっしぐらの自民党を作ったのは、誰あろう日本人なのです。
三バカトリオを当選させたのも日本人の責任ですし、百田を天狗にさせたのも我々日本人です。
因果応報とはよく言ったものだと感心する筆者です。
- +TRACKBACK URL+