元自衛官の憂い The third
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01110932 | 韓国の反日は日本政府と外務省の責任です! |
日本人は主張しないことを奥ゆかしいと讃えますが、世界中には同じ価値観・文化を持つ国もあるかもしれませんが、多くの国は言うべきことを言うのがあるべき姿であり、中には間違いでもとにかく主張すべきことは主張する国もあります。
間違いでも主張すべきは主張するのが、不幸にも我が国の隣国なわけですが、ここまで「慰安婦問題」をこじらせてしまった責任は、日本政府と外務省にあります。
慰安婦像問題で日本政府は大使や総領事を一時帰国させましたが、その程度でこじれた慰安婦問題を解決できるとは思えません。
そもそも捏造報道した朝日新聞に対し、日本人はあまりにも寛容過ぎる目で見ています。朝日新聞はあろうことか、「日本軍による慰安婦の強制連行は無かった」と捏造を認めながら、「女性の尊厳を傷つけたのは確か。世界はこれを問題にしている」と完全に責任転嫁して見せました。反省どころか、言い逃れしています。未だに新聞が発行されているのですから、この国の寛容さは恐ろしいものがあります。
それに歩調を合わせるように、外務官僚も「慰安婦の存在そのものが女性の尊厳を傷つけた。この問題に時効は無い」と諦観しているのです。捏造した朝日新聞を追認している状態です。
こうした姿勢が「慰安婦問題」を一人歩きさせ、「慰安婦問題」がナチスの大量虐殺と同じ扱われ方をするまでにさせていましました。
歴史を顧みると興味深い事実があります。韓国の反日大統領といえば、反共・反日でもあった李承晩が挙げられます。竹島だけでなく対馬も日本人に奪われた領土だと主張したり、日本に対し軍事行動も辞さない程頑迷ない大統領でした。
頑迷でありながら、李承晩は「慰安婦問題」を持ち出すことはしませんでした。なぜ持ち出さなかったのか考えると、「慰安婦」の実像を熟知していたからではないでしょうか。女衒(ぜげん:若い女性を人身売買を生業とする人)が買い、そうした女性を戦地に送っていたことを知っていたからこそ、「慰安婦問題」を外交案件にしなかったのではないでしょうか。韓国国民もまた、それを知っていたからこそ対日問題にならなかったと見て間違いはないと思われます。
日本の外務省よりも韓国外務当局の方が、実は能力が上です。「慰安婦問題」を最初に口にしたのは廬武鉉大統領です。「慰安婦問題は人道に対する罪なので、対日請求問題がまだ残っている」との見解を明らかにしました。しかし、外交当局はこれを黙殺しました。当然です、「慰安婦問題」を外交案件にした段階で、国際協定を覆すことになるのですから。
これを根底から引っ繰り返したのが、韓国の憲法裁判所です。憲法裁判所は韓国政府を「憲法違反」だとし、三権分立ですから政府は憲法裁判所に従わざるをえませんでした。憲法裁判所が国際条約を無視していいとの解釈を示したのです。
韓国には、「慰安婦問題」で主張すべきことを主張し、李承晩時代に韓国軍に銃撃され殺害された日本人は40名を超え、抑留された日本人は3,900名を超えていますが、何らに補償はされていません。日本政府は補償を求めるべきです。
目には目を、歯には歯をです。
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