元自衛官の憂い The third
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大学生の諸君! 世界はそんなに甘くない!!
東北・関東地方の豪雨被害に見舞われた皆様、心よりお見舞申し上げます。行方不明になられた方々も、ご家族の許に戻られますようお祈り申し上げます。
筆者は常々、SEALDsの活動に疑問を感じていました。
信念を持って行動し活動を続けることは、頭が下がります。でも、その内容が錯覚や曲解が多いのは、誤った情報が国民に広められ、今後のことを考えると懸念されるだけです。
まず、関東地方・東北地方で豪雨による大きな被害が出ているにもかかわらず、国会前に集って叫んでいるというのが人間としての良識が疑われます。
せめて、募金や物資を集めるくらいのことでもしてくれれば、まだ許せるのですが、それすらもなかったのは如何なものでしょうか。〝自分たちさえ良ければいい〟と思っているわけではないでしょうが、そう疑われる行動は避けるべきなのは常識です。
「私たちは立憲主義・生活保護・安全保障の3分野で、明確なヴィジョンを表明します」と謳っているようですが、安全保障は対外的なものばかりではありません。であるなばら、彼らは今回の洪水被害に何らアクションを起こさないのはなぜでしょう。
自らが行動するというのであれば、SEALDsの若者たちは被災地でボランティア活動をすることでしょう。
おやじ世代は、彼らがボランティア活動してくれることを願ってもやみません。
気になることも彼らは主張しています。
メンバーの女子大生が、「就職が決まらなくて自衛隊に入ると考える人は周りにいっぱいいる」。現在は削除されていますが、「勉強したくても出来なかった。皆さんの周りにもそういう人がいるはずです。その人たちが勉強の代わりに自衛隊に行く、そんな状況をつくりたくない。そして本当に止めるために、解散総選挙も考え、動いていきたい#本当に止める」のだそうです。
勉強をしたくてもできない人=自衛官というのが、信じられない認識です。前時代的な認識しかできないのは可哀想なことですが、こうした認識しか持たない若者たちが情報を発信するのは、受け手側のことを考えると怖いことです。
彼らは「絆が抑止力」だとも考えているようですが、これもまた夢物語です。
軍事的な見地から「国家が武力をなぜ持つのか」を考えると、彼らの行動から容易に説明できます。
自分たちとは無縁の土地で大規模な災害が起き、多くの被災者がたくさん出ているというのに、自分たちは自分の信念に基づき主張を叫んでいられるのか。彼らは考えてもいないでしょう。
被災地で救助救援活動する組織、団体が存在しているからにほかなりません。
警察・消防・自衛隊・自治体が必死に活動しているからです。だから、自分たちは自分たちは声を上げて叫んでいられるのです。
韓国には約600万人を超える民防衛隊という20~40歳の組織があります。有事となれば、様々な国民保護活動が義務付けられています。
若者諸君! 日本に生まれたことを感謝しなさい!
警察・消防・自衛隊・海保・自治体があるからこそ、あなたちは自由を謳歌できるのです。
そう言えば、結婚されたTOKIOの国分さんですが、会見を延期しました。洪水に遭われた人を慮ってのことです。国分さんは「大人」ですが、学生諸君よ!大人とはこういう人を言うことも心に留めておくことです。
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