元自衛官の憂い The third
軍事的色眼鏡で見る世界
軍人は究極の合理主義者です。
合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。
軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。
家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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(08/01)
(07/29)
(07/20)
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07271545 | [PR] |
08101859 | 8月9日に思う |
昭和20年8月9日11時02分。長崎市に人類史上2発目の核兵器が使用されました。
広島に続き長崎と核兵器が使用されましたが、どちらの都市も無防備な状態で5000度を超える熱線、音速を超える爆風と1㎡あたり数t(爆心地付近は数十トン)の風圧、炸裂前の放射線照射、爆発後の放射性降下物など二重、三重、四重、五重の苦痛を与え、即死する犠牲者だけでなく、長く原爆により苦しめられた人は少なくありません。そして、日本人同士による差別という愚かにもほどがある行為。どれだけの人が、どれだけの苦痛を味わったのか胸が痛みます。
もし、日本が何らかの戦争に巻き込まれるようなことになれば、我々は広島や長崎で原爆に遭った犠牲者と同じく、何が起きたのか気付かぬまま絶命するか、長い苦しみを味わうことになるでしょう。
それが、現代の戦争であり真実の姿なのです。
平和は誰しもが願うものです。しかし、自分だけが平和を願っても、相手の都合が当然優先されるのですから、どれだけ平和を願ったところで平和を実現できるものではありません。
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