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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :10/07/01:25

10191134 北朝鮮拉致問題

北朝鮮による拉致再調査は、回答期限が先送りにされました。相変わらず、裏切り行為は常套手段ですから驚くべきことではありません。


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 北朝鮮による日本人拉致に関しての再調査報告の回答が先延ばしされました。

 「裏切り」は常套手段の国ですから、驚くようなことではありません。

 しかし、もっとも恐れるべきは我々日本人が拉致事件に対する認識の甘さがあることです。

 日本人は自分に火の粉が降り注がないと自分のことだと認識しませんが、北朝鮮による拉致は「戦争行為」だという事実を誰も口にしません。

 「戦争行為」などと言うと好戦的だと思われますが、事実は事実であり、それを無視することで数多の日本人が自らの意思ではなく不当に抑留されていることを無視してはなりません。

 日本はなぜこのような国になったのか。

 すべては憲法にあります。その憲法を護持することを至上命題とする饒舌な左翼思想家が少なからず存在することで、日本は捻じ曲げられた歴史観と平和観を持つようになりました。

憲法のために言うべきことを言わず、やるべきことをやらないからこそ解決は見えてこないのです。お決まりの台詞は「憲法が…」です。

 犯罪組織や精神的疾患を抱える人間の起こした事件ではありません。国家として国際的に認知されている国が、国家の指示の下行われたということです。

 戦争行為に対しご存知のとおり憲法で制約が課され、政治家は自らが考え決断できない、そんな国が拉致事件を解決するなど夢のまた夢といのが現実です。

 それだけではありません。

 外国の諜報機関の人間が、日本国内に容易に潜入ができるだけでなく拉致まで実行できる環境にあったという重大な問題も置き去りにされています。

 海保が憲法違反などという意見もあるようですが、領海警備を担う海保は機能していなかった(現在も機能していない)という恐るべき事実にはまったく目を向けられていません。

 海保が憲法違反の存在などと批判が出るほどですから、自衛隊の存在が批判の対象になっています。

 平和主義を否定する気など毛頭ありませんが、左翼というイデオロギーの主張を正当化するために事実を捻じ曲げ、虚構や事実・現実を無視する主張は国家だけでなく国民をただ危険にさらすだけです。

 国民を守れない棄民を勧めるような憲法の存在に誰も疑問を差し挟まない。憲法護持を訴えることがトレンドになることは許されることなのかを考えなければならないことです。

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