元自衛官の憂い The third
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07280447 | [PR] |
11070751 | 対岸の火事・ゴシップではない |
韓国の朴槿恵大統領と友人の「不適切な関係」が明らかになり、韓国が大きく揺れています。
そんなことで騒いでいる場合ではない国のはずです。なぜなら、韓国は準戦時態勢にある国で、いつ何時北から攻め込まれるか油断できない状況下にあるのですから。
韓国の歴代大統領の多くは悲惨な末路をたどっています。
朴槿恵大統領の騒動は友人に国家機密を見せアドバイスをもらっていた疑惑が発端で、大統領府から多額の資金が友人の財団に流されており、その資金を私的に流用していた疑いが持たれています。
この友人は逮捕されましたが、全貌が明らかになるのはそう時間はかからないでしょう。
韓国の特異性が現れているのは、大統領府の近くで行われたデモには「大統領の首を斬れ」ということなのか、ギロチン台まで出されたそうです。マリー・アントワネットのようです。
朴槿恵大統領は人事刷新で乗り切ろうとしているようですが、人気回復はもう無理でしょう。任期1年半が過ぎれば、逮捕されるのは確実でしょう。
韓国の歴代大統領は逮捕、暗殺されてきた事実があります。
朴槿恵大統領を含め11人が大統領となっています。
李承晩:不正選挙で民衆から批判が集中、アメリカに亡命(朝鮮戦争時には国民を虐殺し自分は逃げ回りました)
朴正煕:在任中に暗殺される
崔圭夏:クーデターにより失脚
全斗煥:退任後に逮捕され死刑判決
盧泰愚:退任後に逮捕死刑判決
廬武鉉:在任中に収賄疑惑、退任後に自殺
11人中5人、朴槿恵大統領の逮捕されることは明白で、11人中6人という数字になるでしょう。
韓国には「朋党の争い」という悪習がありました。「朋党」とは主義や利害が共通する仲間が徒党を組むということです。徒党を組んで手段を選ばず、儲けを我が物とするため、世代交代などで争いとなるのです。
この「朋党の争い」が、かつての李氏朝鮮を崩壊させ、日清戦争を招き合邦されますが、日韓合邦下では朋党の争いは減り、差別制度も撤廃され朝鮮半島は一気に近代化が進みました。
しかし、日本の敗北で朝鮮半島から日本が撤退すると、朝鮮半島の文化は逆行し朋党の争いが復活します。
中国に亡命中だった独立運動家が帰国し、新たな国家建設が始められますが再び内紛が起き、独立派の主要メンバーは粛清されます。
朝鮮戦争が勃発すると、共産主義の疑いだけで多くの人を虐殺します。済州島四・三事件、保導連盟事件、1980年には光州事件で再び虐殺が行われました。済州島事件では多くの避難民が日本に密航し、これらの人たちがやがては在日コリアンとなりました。
韓国では家系が重視されます。財閥が民衆から敵視されていますが、一族を重視するあまり、不正蓄財・腐敗の温床となり、やがては骨肉の争いを生みます。
一族が重視されるあまり、他の一族は「敵」となります。人間不信が広まり、朋党の争いはさらに加速されます。一族が存在しない朴槿恵大統領は、友人に頼ってしまったのは、この一族主義が影響しているものと思われます。
次の大統領が誰になるか、我が国はそこに注目すべきです。これまでに挙げたような文化・風習が残されたまま、新たな大統領が誕生しても同じ道をたどることになるでしょうし、困った時の「反日」カードがありますから、韓国が新しい時代を迎えることは絶対にあり得ません。
朴槿恵大統領は就任当初から反日カードを使い切り、ここへ来て反日カードを切ったとしても効果は期待できません。動きたくても動けないのが、朴槿恵大統領の現状です。
対岸の火事、ゴシップではなく、これからの韓国を注目しなければ我が国はまた脅しと強請に見舞われることでしょう。
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