忍者ブログ

元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

07272116 [PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • :07/27/21:16

10301550 裏切者

日本の朝鮮統治はそう悪かったと思わない。自分は非常に貧しい農村の子供で学校にも行けなかったのに、日本人が来て義務教育を受けさせない親は罰すると命令したので、親は仕方なしに大事な労働力だった自分を学校に行かせてくれた。すると成績がよかったので、日本人の先生が師範学校に行けと勧めてくれた。さらに軍官学校を経て東京の陸軍士官学校に進学し、首席で卒業することができた。卒業式では日本人を含めた卒業生を代表して答辞を読んだ。日本の教育は割りと公平だったと思うし、日本のやった政治も私は感情的に非難するつもりもない、むしろ私は評価している。~小学館 金完燮著 日韓「禁断の歴史」より~

これは、独裁者・親日派として悪評高い朴正煕大統領が福田赳夫首相が訪韓した際に語ったと伝えられているものです。


拍手[1回]





独裁者でありましたが、朴正煕大統領は慧眼の士であったと認識しています。親日だったからではなく、冷徹に現実を見据え、軍人の経歴があったればこそのものだと認識しています。

日本では話題になっていませんが、韓国の中国への傾倒、冊封制の復活を思わせる風潮が広まっています。

その一つが、スパイ摘発を担当する韓国海軍の少佐が、軍事機密を中国に流出させたとして起訴されました。

海軍少佐は20136月から今年2月にかけ、海軍艦艇に関する軍事機密情報と軍事資料26点を中国人男性に渡した疑いが持てれています。この中国人男性は、中国情報機関の関係者と見られており、見返りに金銭授受、接待を受けていたとみられています。

この韓国のスパイ摘発機関ですが、実はとんどもない所で、今年4月には複数の事務職員が内部文書を兵器仲介業者に渡したとして逮捕され、5月には幹部2人が、銃弾を横流して摘発されています。

スパイを狩る側が自らスパイになったという笑えないお話です。

海軍少佐が中国に渡した情報は、海軍艦艇だとすればイージス艦の情報でしょう。一部では、アメリカの高高度防衛ミサイル(THAAD)に関する情報を含む機密漏洩の可能性を報じています。

THAADはミサイル防衛(MD)システムの中核で、迎撃用ミサイルと早期警戒レーダーも配備されるため、中国は強く反対し、韓国の疲弊した経済を利用し中国に取り込まれました。

どれほどの問題かと言うと、スパイ狩りをする機関はエリート集団であり、金銭や接待を目的に情報を渡すなどあり得ないことです。韓国軍がいかにデタラメかわかります。

そこで、近年、兵器開発が軌道に乗ったと見られる中国ですが、そうした技術がどこから出たのかということに注目すべきです。

ご存知の方も少なくないと思いますが、兵器開発は長い時間と高い技術力が必要です。それも、基礎的な技術力が無ければなりません。

中国は21世紀に入ってから驚異的な発展を遂げました。つまり、15年程度で、先進技術を開発したことになります。

その程度の国が、なぜ先進技術を手にできたか…。

簡単です。米軍や自衛隊、自由主義諸国の情報が中国に垂れ流しされているということです。

それは、インターネットを使ったものだけでなく、今回摘発された韓国海軍少佐のように、中国に協力した自由主義諸国の軍人や技術者が多数いるのです。敢えて言いませんが、その国を特定できるのです。

一部からは、今回の摘発はアメリカから警告されて事件化したと言われます。

中国はすでに自衛隊・海保の機密情報を手にしており、尖閣諸島での活動に反映されているとの指摘もあります。

強力な指導者が不在で、衆愚政治となっているかの国において、我が国は協力すべきかどうか問われているのではないでしょうか。

PR

+コメントの投稿+

+NAME+
+TITLE+
+FONT+
+MAIL+
+URL+
+COMMENT+
+PASS+
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

+TRACK BACK+

+TRACKBACK URL+