元自衛官の憂い The third
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07232152 | [PR] |
04040311 | beautiful harmony |
令和を英訳するとbeautiful harmonyなのだそうです。自画自賛大好きな安倍さんらしいです。でも、度が過ぎるとただのマヌケです。皆さんは、このbeautiful harmony=令和って納得できますか?
どこに行ってしまったのか、北朝鮮問題が全く論じられなくなりました。安倍さんは令和に夢中で自画自賛するばかり。北朝鮮のことなど頭から消えてしまっているようです。
2回目の米朝首脳会談が不調に終わり、文在寅政権には大打撃となり漁夫の利となった安倍さんです。でも、北朝鮮の君主である金正恩はいまは息を潜めていますが、次の一手を考えているのでしょう。
私は金正恩の次の一手が心配です。自暴自棄になり、また弾道ミサイルでもぶっ放すのではないか。トランプ政権が、それにどう応えるか。金正恩は万策尽きた状況で、自暴自棄になりかねない危険な状態だと認識しています。
今だから書けますが、原発事故後の日本の放射能アレルギーによる集団ヒステリーは目に余るものがありました。しかし、あの当時、放射性物質に関する話題の「真実」をブログに載せれば、炎上どころの騒ぎではなかったことでしょう。今だから話せる放射能のお話です。
まず、放射能という言葉が間違いです。放射能、放射線、放射性物質があります。「放射能」とは放射線を出す能力。「放射線」とは光の仲間。「放射性物質」とは放射線を出す物質のことです。ですから、怖いのは「放射能」ではなく「放射物質」と「放射線」なのです。
あれほど大騒ぎしたのに、日本に向けて核ミサイルをぶっ放しかねない国があるのに誰も全く気に留めていません。我関せずもかまいませんが、何ら核兵器や放射線の知識もなく、北朝鮮が核ミサイルを日本に撃ち込んできたら冷静に対処して欲しいものです。
☆
文在寅が今月10日に訪米し、トランプ大統領と会談するそうです。2月末の米朝首脳会談後初の米韓首脳会談となります。
米朝首脳会談は文在寅がお膳立てしたもので、トランプ大統領の政治的なアピールにしたいという下心が米朝首脳会談実現となったということです。歴代アメリカ合衆国大統領が実現できなかった米朝首脳会談ですから、トランプ大統領が食いついたのも当然です。ロシアゲート疑惑の矛先をかわすためもあったと思われます。「ノーベル平和賞」の推薦状を安倍首相に書かせるほどですから、結果はともかく、トランプ大統領はその気になっていたのは事実でしょう。
米朝首脳会談が不調に終わり、仲介役の文在寅のメンツは丸つぶれ。北朝鮮の金正恩からはひじ鉄を喰らわされ、ふれ込みほどじゃなかったとアメリカの評価はガタ落ち。南北朝鮮が一致団結すれば、日本なんか怖くない!とたかをくくっていたようですが、米朝首脳会談の事実上の決裂は文在寅に悪夢をもたらすだけに終わってしまいました。
個人的には「中途半端なことやりやがって!」というのが正直な感想です。今回の米朝首脳会談の不調は、次の調整役に中国しかないという状況に追い込んでしまったからです。安倍さんは北朝鮮と向き合うのは自分だと放言していましたが、令和の浮かれた様を見ていると口だけでしょう。
中国の登場は、アメリカが対北朝鮮の窓口に使うかどうか怪しい限りです。貿易摩擦問題もあり、先行きは不透明です。しかし、中国が東アジアでの存在感を世界にアピールするチャンスとなり、中国が動き出す可能性はあります。
でも、文在寅は何しに訪米するのか…。トランプ大統領に仲介役を続けさせて欲しいと泣きつきに行くのでしょう。経済問題は解決できず、南北問題も解決できず、日本との関係は破綻寸前。ダウン寸前の文在寅にとって、仲介役しか支持率回復の手段は無くなってしまっているからです。
問題は文在寅が日韓関係の重要性を認識しているかということです。日韓関係は、アメリカという存在があっての事実上の三角同盟です。朝鮮半島が有事となれば、日本は後方支援基地となり、アメリカ軍の行動に後方支援基地の存在は欠かせません。アメリカに泣きつくにせよ、日韓関係を改善するのかしないのかアメリカからの圧力がかかることは目に見えています。
安倍さんも歴史に名を遺したいのであれば、令和を自画自賛などしている暇があるなら、北朝鮮との交渉窓口を見つける方が重要だと思います。でも、安倍さんの本音はトランプ大統領に日韓関係の改善を求められることを待っているのでしょう。棚ボタを期待しているのです。難しい対北朝鮮交渉より楽ですから。日韓関係が改善されれば、自分の手柄になるのですから当然といえば当然の期待です。
令和を自画自賛せず、自ら北朝鮮に乗り込んで「和を令して」きて欲しいものです。
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