元自衛官の憂い The third
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06101927 | MERSコロナウイルス感染拡大から見える大韓民国の実態 |
韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大し、日本へのウイルス上陸が懸念されています。日本のメディアは意図的なのか、韓国でのMERSの感染拡大を大きく取り上げていません。気遣いなのかどうかはわかりませんが、気を遣ったところで理解されることはないのでいい加減にやめたほうがいいのではないでしょうか。
ニュースを総合すると、6月9日現在、死者7名、感染者95名(死亡者も含む)となっています。
MERSは2012年にサウジアラビアで初めて確認されたウイルス性の感染症です。MERSコロナウイルスと呼ばれる新種のウイルス感染症です。
感染すると発熱、咳、息切れなどの症状が出て、肺炎を起こし呼吸困難となります。糖尿病や心臓病の慢性的な病気を抱えている人、高齢者が重症化しやすいそうです。※ワクチンや確立した治療法がありません※
お隣の国のことですから、おこがましい話ですが、大韓民国の実態を理解せずノコノコ出かけるのはどうかと思います。
何度かお話してきましたが、大韓民国は「準戦時体制下」にあります。「準戦時体制」とは戦争準備体制、戦時に準ずる体制です。平たく言えば、いつ戦争が起きても不思議ではない国ということです。
そんな国が、感染症の拡大を食い止められないなどと信じられません。実戦経験のない自衛隊でさえ、東日本大震災直後から大動員をかけ、総兵力の3分の2以上となる10万人の派遣が行われました。初動対応から目を見張るものがありました。
一方の準戦時体制下にある国家は、感染力の低いウイルスの拡散を許してしまい、手の付けようがない有様です。これでは、北の奇襲攻撃に耐えられるはずもなく、在韓米軍頼みという悲しき現実があります。
ちなみに韓国内でMERS感染者が確認されたのは、5月20日です。6月6日に、「国民安全処」なる政府機関から国民にMERS予防策が一斉にメッセージが送られたそうです。
「国民安全処」とは、セウォル号事故後に大韓民国大統領の肝いりで作られた組織で、従来の安全行政府安全管理本部、消防防災庁、海洋警察庁を統合したもので、安全に関する国家の最高決定機関だそうです。
お決まりの事態ですが、韓国政府は初動対処に失敗。ソウル市長が、政府とソウル市が感染者の追跡調査過程で情報の共有ができなかったと発言。ソウル市は6月4日、「3次感染者と確認された35番目の患者が、ソウル市内で大規模な行事に参加したにもかかわらず、政府が関連情報を提供していない」と発表。これに対し保健福祉部は「ソウル市の主張は間違っている」と抗議しました。
ソウル市対政府の責任のなすり合いです。
これがカルト国家と対峙する最前線にある国の姿と思えますか?
関わるな!とは言えるほど筆者は人格者ではありませんが、こういった人たちと関わりを持つことは百害あって一利なしなのは言うまでもありません。暴力団追放運動に、「暴力団を利用しない」「暴力団を恐れない」「暴力団に金を出さない」「暴力団と交際しない」というスローガンが掲げられていますが、このスローガンこそ対韓外交に生かすべきではないでしょうか。
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