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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/23:36

10241028 相応しくない ~信じるに値するか~

筆者は何らかの“事件”はあったと認識していますが、30万人という犠牲者の数はあり得ない数字だと考えています。

理由は簡単です。兵站が脆弱な無い物尽くしの帝国陸軍が、30万人を殺害するだけの余力があったのかを考えれば、この数字が独り歩きしていると思うのが妥当ではないでしょうか。

それだけではありません。東京裁判では20万人以上、松井司令官の判決文では10万人以上、南京戦犯裁判軍事法廷では30万人以上、十数万人以上、4万人上限説、数千~2万人説、中には「虐殺否定」説まで存在しています。

今回の認定で、中国が主張する30万人以上の犠牲者にお墨付きが出されたことになります。

国連はUnited Nation、連合国という名称が未だに残された国際機関です。

国連の目的は、次の3つとされています(国連憲章第1条)

・国際平和・安全の維持

・諸国間の友好関係

・経済的、社会的、文化的、人道的な国際問題解決のため及び人権、基本的自由の助長のための国際協力

国連が機能不全なのはこれまで言われてきましたが、韓国人元外交官の現事務総長が数々の問題行動をしていることを問題視されていないのは、日本として看過してはならないことです。

93日、中国政府主催の「抗日戦争勝利70周年記念」の式典と軍事パレードに出席しました。中立であるべき国際機関の事務責任者が、日本を明らかに標的とした政治的行事に参加することは認められるレベルを超えています。

日本政府は式典参加を事前に抗議しましたが、潘基文は「国連は中立ではなく公正で不偏なのだ」と日本に反発しました。

潘基文には前科があります。

20138月には、ソウルで記者会見し日本を一方的に批判。日韓両国の歴史認識や政治課題による緊張状態に、「日本政府や政治指導者は深く自らを省みて、未来志向のビジョンを持つことが必要だ」と日本を非難しました。

問題なのは、潘基文の個人的資質ではありません。

「韓国政府の代表」が国連事務総長になることが、許さるのかということです。国連が構造的な欠陥、矛盾を抱えたまま運営されていると見るべきではないでしょうか。

韓国は戦争状態にある分断国家であり、国際法的に変則的な地位にある国は、すべての国に対して平等に接することができません。北朝鮮に対する対決姿勢であり、その延長線上に対日姿勢があります。

韓国は米国との同盟が存在し、これまでの事務総長は非同盟国家や中立国家から選出されてきました。前例のない選出だったのです。米国との軍事同盟の相手国の出身者は、国際的な調停役には信頼が得られません。

韓国は国連が重視する人権擁護に徹しておらず、2003年の国連人権委員会で韓国代表は日本人拉致などの北朝鮮の人権弾圧への非難決議に欠席とみなされることをしました。

これだけではありません。

韓国は日本の領土である「竹島」を不当に占領しており、問題を国際司法裁判所での判断に委ねることを拒否しています。

このような国の代表が国連事務総長になることが、果たして許されることなのか。許していいことなのか。日本は自国の国益だけでなく、世界にその間違いを強く訴えるべきではないでしょうか。

思想信条の違いだけで、自国民を容赦なく虐殺する国「韓国」から国連を統率することは、国際社会にとってプラスなのでしょうか。

外交素人の筆者が考えただけで、これだけの非難できる材料が出てくるのです。

外交の専門家である日本の外交当局や政府は、なぜ黙って見ているだけなのでしょうか。

潘基文の任期は201612月末までです。このままでは、国連の改革どころか機能不全を更に伸張させてしまいます。日本政府がどうすべきかは言うまでもありません。

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