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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/15:18

12071101 真珠湾攻撃

12月となれば、「真珠湾攻撃」をはずすわけにはいきません。

「真珠湾攻撃」には様々な説があります、米国のワナだったのか、それとも米国は日本軍の攻撃を予想すらしていなかったのか。結論から言えば、実は日本軍の攻撃を察知していました。


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1941(昭和16)年128日(現地時間127日早朝)、米国のハワイにあった米海軍太平洋艦隊基地を日本海軍が攻撃しました。

米国大統領ルーズベルトは、「アメリカ合衆国恥辱の日」として米国世論を戦争に一気に向かわせることに成功しました。

米国は126日、東京~ワシントン間の外交電報を解読し、ワシントンの日本大使館宛に「帝国政府ノ対米通牒覚書』が送信されたいるこがわかりました。

この解読された暗号電報はルーズベルト大統領にも報告され「これは戦争を意味する」との言葉を発したとされています。

ここで常識的に考えれば、この時点で太平洋方面の米軍全軍に対し警戒を促す警報を発せられるはずです。しかし、米国は全く警報を発しませんでした。

陰謀説を否定する方は、この情報だけで「ハワイ」「攻撃」等を意味する言葉が無かったからとの主張がありますが、考えてもみてください。外交上問題を抱えた国家間で、何らかの動きがあれば警報を出すのが常識的な判断です。これを、米国はしなかったのです。

126日夜には、イギリス軍から日本軍の2個船団をカンボジア沖で発見したとの情報がもたらされました。

これで、米国は日本の攻撃を予測できたはずですが、それでもなお米国は警報を出しませんでした。

さらにFBIが盗聴した日本の新聞記者の特派員の国際電話では、ハワイ方面の気象情報などが話されているのがわかりました。

一つだけの情報であれば、警報を出さない判断を認められなくもありませんが、日本軍の攻撃が推測できる情報が二つ、三つと揃ったのです。それでもなお、米国は何ら対応を採ろうとしなかったのです。

ヨーロッパの戦争に無関心ではいられない米国政府が、モンロー主義で戦争に加担しないとの公約で当選したルーズベルトが、対日戦でワナを仕掛けたと見るのが妥当な見解です。

これだけでも、米国は事前に察知していた見るべきものですが、なぜか米国を好意的に受け止めようとする人が存在するのです。これは、歴史を歪めるものであり、日本の将来に禍根を残すことになりかねません。

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