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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/27/14:10

07150858 そば屋の出前

「そば屋の出前」とは、当てにならない、安易な対応を取ることをいいます。説明するまでもないですね。


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私は安倍さんの勇み足で、出来ることと出来ないことを区別できなくなることを最も恐れています。

国民は何も知りませんので、国の対応を見て期待することもあるでしょう。それが、蓋を開けてみたら残念でしたでは済まされません。きちんと、責任の所在が国や政府に向けられればいいのですが、革新系の人たちに攻撃される材料になることも考えられるので、本当に気を付けてもらわないと大変なことになります。

自衛隊とはいえ、所詮はお役所ですからウソもあります。そば屋の出前にならないといいのですが…。

治安が悪化している南スーダンの在留邦人を退避させるため、政府が派遣した空自小牧基地所属のC-130輸送機がアフリカ東部のジプチに12日午前、沖縄県の那覇基地から向かいました。

鈍足のC-130ですから、ジプチ到着は〝早ければ〟14日というスローペースです。

大規模な戦闘が再発した南スーダンの首都ジュバで活動していたJICA(国際協力機構)の関係者93人は、空自のC-130の到着を待たず、JICAが用意した民間チャーター機で南スーダンを脱出し、隣国のケニアのナイロビに退避しました。

空自の輸送機は、見事にそば屋の出前になってしまいました。

派遣前、現地のPKO活動に派遣されている陸自による邦人の陸上輸送を行うと発表されていましたが、これでお流れです。

外務省と防衛省の連携の悪さ。国民に対する説明不足。自衛隊の能力の過大評価。現地の状況認識不足。多くの問題点が浮かび上がりましたが、ニュースにはなっていません。

これを放置しておくと、さらに重大な事態で自衛隊がそば屋の出前になれば、単なる批判や非難だけでなく犠牲者が出ることすら懸念されます。

そうなれば、そば屋の出前どころかヤルヤル詐欺になっていまいます。政府/防衛省(自衛隊)は、綱渡りをしているにもかかわらず、ご当人たちはまったくそれを理解していません。

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