元自衛官の憂い The third
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08011424 | 人を殺す政府 |
共産党の議員が、防衛予算を「人を殺すための予算」と発言して物議をかもしました。
これは政治家としての発言ではありません。軍隊が人を殺傷する能力があることは、誰も知ったことです。自衛隊だけでなく、世界中の軍隊に能力はあります。
ニュースを見ていて驚いたのですが、内戦状態に陥りつつある南スーダンにいまだに国際協力機構(JICA)の職員が残っていたのです。ニュースは、職員4名の乗った防弾車が銃撃されたというものでした。
相変わらず、「活動地域でPKO協力法だ定めた武力紛争は発生しておらず、参加5原則が崩れたとは考えていない」と政府が口にしますが、これは真っ赤な「ウソ」です。このままでは、政府によって日本人(JICA職員)が亡くなることもあり得る状況です。
簡単に手を引けない日本政府ですが、だからと言って、「ウソ」で塗り固めた話は「人を殺す政府」になり兼ねない状況に陥っています。
国内で戦闘が起きると、さっそうと自衛隊を派遣した日本政府ですが、鈍足のC-130では間に合うはずもなく、C-130が救出した日本人は確か4名という無様なものでした。
出来ること明確にせず、出来ないことまで出来ると言い張る安倍さんのやり口の結果です。
みなさんはどう思われますか?
銃撃を受けたにもかかわらず、銃撃を受けた=戦闘状態なわけですが、それでもJICA職員を脱出させない日本政府。自衛隊を撤収させない日本政府。JICA職員が犠牲になって欲しくはありませんが、近いうちに犠牲が出ることは容易に想像できます。
いち早く国外に出られるような準備がなされているのか、事態が急迫した場合に自衛隊の駐屯地などに避難するのかはわかりませんが、傷けられるようなことにだけはなって欲しくありません。
共産党さん、防衛予算を人殺し予算と言わず、日本政府に対し「人を殺す政府」と強く糾弾をしてはいたかでないでしょうか。
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