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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/31/04:35

04071152 航空自衛隊飛行点検隊

6人が登場する空自飛行点検隊所属のU-125が消息を絶ちました。墜落の可能性から地上で捜索が続けられていますが、現時点(711:00)で発見のニュースはありません。


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飛行点検隊についてお話します。

飛行点検隊は空自入間基地に所在し、陸海空自衛隊の43の基地にある165の航空保安施設の飛行点検を行っています。

行方不明になっているU-1253機が配備されています。

「航空保安施設」とは、航空機が飛行する際に援助する無線施設、灯火、標識などの総称です。

航空保安無線施設

無志向性無線標識(NDBNon-Directional Beacon

超短波全方向式無線標識(VORVHF Omnidirectional Range

戦術航法装置(TACANTactical Air Navigation

計器着陸装置(ILSInstrument Landing System

距離測定装置(DMEDistance Measuring Equipment

衛星航法補助施設(SBASSatellite Based Augmentation System

航空灯火

航空灯台

飛行場灯火

航空障害灯

などがあります。

航空機はVFR(有視界飛行方式)とIFR(計器飛行方式による飛行)の2つがあります。

長距離を飛行する航空機は気象条件や夜間は飛行に障害となり、目的地に到達するのが難しい場合がほとんどです。

IFRの場合、雲の中で外の様子が見えない状態であっても、計器により現在地、高度などを正確に把握し、管制官の指示により飛行中の障害物を避けて安全に飛行します。

飛行点検隊は地上に設置された施設の点検を行う部隊です。

点検には機上からと地上からとが行われます。

収集された解析値は持ち帰られ整理・検証が行われます。この解析値から点検機操縦士は、点検結果から問題がると判断すれば施設の使用停止を指示する裁量権があります。

今は無事を祈るしかありません。

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