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元自衛官の憂い The third

軍事的色眼鏡で見る世界 軍人は究極の合理主義者です。 合理主義者であるが上に、「人道」を忘れたり、犠牲にしたりすることがあります。 軍人は行動は計画的、本心を隠す、混雑する場所を避ける、計画的な金銭感覚、意志が固い、職場での信頼を得やすい、そして最後に家庭では扱いがぞんざいにされるです。 家庭ではぞんざいに扱われながらも、軍事的色眼鏡で見てしまう元自衛官の雑感などを書いていきます。
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  • :07/24/07:43

03100007 東京大空襲

今から74年前の3月10日午前0時7分、東京大空襲が始まりました。投下されたのは、38万1300発、1,783トンにものぼります。当時の警視庁の調査での被害数は以下の通り。


死亡:83,793人


負傷者:40,918人


被災者:1,008,005人


被災家屋:268,358戸



全てが灰塵となり人的被害は10万人を超えているとされます。これは、どこからどう考えてもアメリカが国家ぐるみの戦争犯罪でした。



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08100731 歴史から学ぶべき

広島、長崎と原爆の日を迎えました。

大袈裟かもしれませんが、戦争の惨禍、大災害に直面すると生き残った我々は、その時の恐怖から逃れることを優先して来たために、大きな過ちを犯しているような気がします。乗り越えようとせず、ただいたずらに忘れることを優先させて来ました。

忘れようとすることは、善悪で片付けられるものではありません。善悪で判定できるものであれば、これほど楽なことはないでしょう。犠牲者への贖罪から生まれる感覚なのかもしれません。ただ、同じ恐怖を思い出したくないがための感覚かもしれません。当然、犯罪でもなければ、良識の問題でもない。単純に表現すれば、ただひたすら厄介な問題です。

東日本大震災後、「風化」が叫ばれ一時は問題視されました。

とても恐ろしいことです。あの被害の大きさを風化=忘れるというのは。

あの日、あの時、巨大な津波が襲った場所に居たというだけで、命を失い、生き延びても親兄弟姉妹、友人、知人を亡くされた方がどれほど居たでしょうか。そこに居合わせず、被災しなかった多くの人が、忘れて良いのでしょうか。

震災後、地球温暖化の影響と言われる大雨が各地を襲うようになりました。被災地の皆さんは、 「こんな事は初めてだ」と口されます。

ここが、被災しなかった我々への重要なメッセージではないでしょうか。

「いつ何時、被災者になるか 油断できないぞ」と言われているように感じます。

被災者にならなかったのは神のいたずらか、ただの偶然なのかはわかりません。

北朝鮮のミサイルに対する脅威が、日々現実のものとなっています。もう天災だけでなく、七十数年の時を経て、再び日本人の頭上に戦災が降り注ごうとしています。

戦災がどこに降り注がれるかは、誰にもわかりません。

今がチャンスではないでしょうか。全てを振り返り、他人事ではなく自分の物として捉え直し、事実をきちんと昇華させるべきだと学び取るのです。

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08051105 核兵器使用

昭和201945)年86日午前815分、人類史上初の核兵器が実戦投下されました。

 日本では「原子爆弾(原爆)」と呼ばれますが、これは日本の一つの失敗です。「原子爆弾」とは、核兵器の(爆発)原理による分類の一つでしかなく、核兵器とは別物である印象付けをしてしまうことも考えられます。

 原理による分類では、

核分裂:原子爆弾

核融合:水素爆弾・中性子爆弾

残留放射能:コバルト爆弾

のような分類がされます。


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06241202 沖縄慰霊の日

わからないことだらけです。

623日は「慰霊の日」として沖縄県が制定しており、安倍首相も式典に参加しているのですが・・・623日が「大規模な戦闘の終結」としているようですが、昭和201945)年623日午前4時頃、第32軍司令官牛島満中将と長勇参謀長が自決したとされている日であること以外、623日が「慰霊の日」にされているされている理由が見当たりません。

大本営の沖縄戦終結宣言が出されたのは625日、アメリカ軍が日本軍が組織的抵抗ができなくなったと判断し終結を宣言したのは72日です。

戦史、戦術等の視点で見れば、沖縄戦は第二次世界大戦の中でも特筆される激戦であったのは事実です。あまり知られていませんが、アメリカ陸軍・海兵隊では沖縄戦の激戦を語り継いでいます。


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01151001 平和ボケ万歳!

ニュースを読んでいると面白い記事に出会うことがあります。

12日の『産経ニュース』に、大韓航空機撃墜事件で自衛隊が傍受したとされるソ連パイロットの交信記録が国連を公表され、ソ連に対する非難決議が採択で賛成は9ヶ国のみ。常任理事国のソ連の拒否権で否決された際の状況などが外交文書に記載されているとの内容がありました。


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