元自衛官の憂い The third
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12030745 | 100年の歴史 |
日本のネット上でイスラエルの動きを批判する主張が目立ちます。思想信条から理解できなくもないのですが、歴史を知らず一方的な批判は、日本の自虐史観と自由主義史観が二極化した硬直した思考と同じです。
事象には当然ながら様々な事柄が複雑に絡み合っているのはわかりきったことで、物事を単一の基準で推し量ることは避けるべきことだというくらいは誰しもが知っている事です。
ヒトはなぜか思想信条に影響されてしまい、矮小であり偏重な物の見方をしてしまいます。
それが、誤った認識を持つようになり、様々な運動まで起きてしまい悲劇が生まれます。
10241028 | 相応しくない ~信じるに値するか~ |
筆者は何らかの“事件”はあったと認識していますが、30万人という犠牲者の数はあり得ない数字だと考えています。
理由は簡単です。兵站が脆弱な無い物尽くしの帝国陸軍が、30万人を殺害するだけの余力があったのかを考えれば、この数字が独り歩きしていると思うのが妥当ではないでしょうか。
それだけではありません。東京裁判では20万人以上、松井司令官の判決文では10万人以上、南京戦犯裁判軍事法廷では30万人以上、十数万人以上、4万人上限説、数千~2万人説、中には「虐殺否定」説まで存在しています。
今回の認定で、中国が主張する30万人以上の犠牲者にお墨付きが出されたことになります。
☆
国連はUnited Nation、連合国という名称が未だに残された国際機関です。
国連の目的は、次の3つとされています(国連憲章第1条)
・国際平和・安全の維持
・諸国間の友好関係
・経済的、社会的、文化的、人道的な国際問題解決のため及び人権、基本的自由の助長のための国際協力
国連が機能不全なのはこれまで言われてきましたが、韓国人元外交官の現事務総長が数々の問題行動をしていることを問題視されていないのは、日本として看過してはならないことです。
9月3日、中国政府主催の「抗日戦争勝利70周年記念」の式典と軍事パレードに出席しました。中立であるべき国際機関の事務責任者が、日本を明らかに標的とした政治的行事に参加することは認められるレベルを超えています。
日本政府は式典参加を事前に抗議しましたが、潘基文は「国連は中立ではなく公正で不偏なのだ」と日本に反発しました。
潘基文には前科があります。
2013年8月には、ソウルで記者会見し日本を一方的に批判。日韓両国の歴史認識や政治課題による緊張状態に、「日本政府や政治指導者は深く自らを省みて、未来志向のビジョンを持つことが必要だ」と日本を非難しました。
問題なのは、潘基文の個人的資質ではありません。
「韓国政府の代表」が国連事務総長になることが、許さるのかということです。国連が構造的な欠陥、矛盾を抱えたまま運営されていると見るべきではないでしょうか。
韓国は戦争状態にある分断国家であり、国際法的に変則的な地位にある国は、すべての国に対して平等に接することができません。北朝鮮に対する対決姿勢であり、その延長線上に対日姿勢があります。
韓国は米国との同盟が存在し、これまでの事務総長は非同盟国家や中立国家から選出されてきました。前例のない選出だったのです。米国との軍事同盟の相手国の出身者は、国際的な調停役には信頼が得られません。
韓国は国連が重視する人権擁護に徹しておらず、2003年の国連人権委員会で韓国代表は日本人拉致などの北朝鮮の人権弾圧への非難決議に欠席とみなされることをしました。
これだけではありません。
韓国は日本の領土である「竹島」を不当に占領しており、問題を国際司法裁判所での判断に委ねることを拒否しています。
このような国の代表が国連事務総長になることが、果たして許されることなのか。許していいことなのか。日本は自国の国益だけでなく、世界にその間違いを強く訴えるべきではないでしょうか。
思想信条の違いだけで、自国民を容赦なく虐殺する国「韓国」から国連を統率することは、国際社会にとってプラスなのでしょうか。
外交素人の筆者が考えただけで、これだけの非難できる材料が出てくるのです。
外交の専門家である日本の外交当局や政府は、なぜ黙って見ているだけなのでしょうか。
潘基文の任期は2016年12月末までです。このままでは、国連の改革どころか機能不全を更に伸張させてしまいます。日本政府がどうすべきかは言うまでもありません。
10201022 | ユネスコ世界遺産 ~信ずる者は救われない~ |
ユネスコが管理、運営する「遺産」は以下のものがあります。
・世界遺産:建築物、景観などの有形文化財の保護や継承を目的
・無形文化遺産:民族週間、芸能、風俗などの無形の財を対象
・世界記憶遺産:過去の貴重な文化の形成に関する古文書や書物など歴史的な記録資料
世界遺産、無形文化遺産は国連の条約に基づく保護活動の対象となりますが、世界記憶遺産はユネスコによる選定というだけで、強く保護されるものではありません。
記憶遺産に選定されれば、「ブランド」としてはトップブランドとなるのは間違いありません。シンボルとしてのトップブランドを得て、保存のために必要な国連資金も出ます。
06262007 | 真実は歴史の中に! |
「日韓国交正常化50周年を迎え、日本政府、政界、経済界、文化・学術など多様な分野の主要人事が出席する中、東京で記念レセプションを開催できることをお祝い申し上げます。
今日は日本と韓国が国交を正常化してちょうど50周年になる意義深い日です。半世紀前の今日、両国は20世紀前半に不幸だった関係を克服し、和解と共存の新たな時代を開いていこうと大きな歩みを踏み出しました。
以後50年間、二つの国は政治、安保、経済、文化・スポーツなど多様な分野で幅広い交流を通じて関係を増進させてきました。
国交正常化50周年であることしは、二つの国が未来に向かっていくことができる歴史的機会です。たとえ両国間に糸のようにこじれた懸案があっても、両国の国民はお互いを理解し、文化を通じて交流し、心を分かち合いながら歩みよってきました。今後はこのような両国民の気持ちを政府が一つにし、懸案を解消させながら協力が必要な事案については両国関係の未来志向的発展のために共に協力していくつもりです。
国交正常化50周年であることしを、日韓両国が新たな協力と共栄の未来に向かって共に進むことができる転換点にしなければならず、これは後世に対する我々の責務でもあります。
このためには一番大きな障害要素である過去史の重い荷を和解と共存の心で下ろせるようにしていくことが大事です。両国がそれを始めるとき、国交正常化50周年であることしは日韓両国が新たな未来を共に開いていく元年になることでしょう。
“無信不立”という言葉のように、両国の国民間の信頼と友誼を積み上げていくことも何より重要です。国交正常化50周年を迎え、両国の国民が心と心の交流をさらに深化しながら、信義より深くなることができるよう必要な措置を共にとっていかなければと思います。
“一人の夢は夢に過ぎないが、万人の夢は現実になる”という言葉があります。日韓両国が1965年に始めた和解の道のりを持続し、両国民が日韓関係の新たな未来に対する夢を見られるよう、その道を共に作っていきたいと思います。」
長い文章ですが、日韓国交正常化50周年記念行事への祝辞です。
05301802 | 慰安婦 |